ペンタックスの次の新レンズはAPS-C用の14mm F3.5に期待 [内容更新]

DigitalCameraWorldが、リコーの特許出願からペンタックスの次の新レンズを予想しています。

Details emerge of a possible new lens... from Pentax!

  • 最近見つかった日本での特許出願から、ペンタックスが新しい広角単焦点レンズを開発中の可能性がある。このレンズは、KマウントAPS-C用の14mm F3.5だ。

    ペンタックスにはすでにPentax-DA 14mm F2.8 ED (IF) があることを考えると、14mm F3.5は焦点距離の選択としては少々奇妙だ。しかし、14mm F2.8は 20 年近く前のもので、光学技術とAFは時代遅れであり、軽量でもコンパクトでもない。

    この最新の特許出願では、特許の目的が「小型化と広角化」の実現であると述べられており、新しい 14mmは古いF2.8 レンズよりも大幅に小型化される可能性がある。開放をF3.5 に制限すると、レンズの径も小さくなり、ひいてはより軽量なレンズが実現するかもしれない。

    このようなレンズが量産化されば素晴らしいことだ。しかし、この特許の申請日が2022年11月だったことを考えると、ペンタックスは14mm F3.5の開発に時間をかけているのだろう。さもなければ、このレンズは実際には製品化されないかもしれない。

 

実際に製品化されるかどうかはまだ分かりませんが、次の新レンズがAPS-C用の14mm F3.5(換算21mm)だとしたら、なかなかマニア好みの渋い選択ですね。ペンタックスは数年前にフルサイズ用のD FA21mmF2.4をリリースしているので、21mmの画角に思い入れがあるのでしょうか。

このレンズはF値が3.5で小型化がうたわれているので、DA14mm F2.8に比べると格段に小さく機動性に優れたレンズになりそうです。旅行やスナップなどで活躍しそうですね。

[追記] 特許の実施例にはコンパクトカメラ用のショートバックフォーカスのものが含まれているので、14mmはGRのワイド版用のレンズの可能性もありそうです(Thanks Mistral75!)。