キヤノン「EOS R1」の電子シャッターの読み出しは1/500秒?

Canon Rumorsに、キヤノン「EOS R1」のより詳細なスペックとボディ背面を含む新しい画像が掲載されています。

A Canon EOS R1 Roundup, and a few more things

  • Canon EOS R1 の噂や憶測でこの 48 時間はかなり忙しかった。ここ数日間で何が起こったのかをまとめてみたいと思う。

  • EOS R1のスペック
    - 2400万画素裏面積層型CMOSセンサー
    - 読み出し速度は約2ms(そう主張されている)
    - QPAF(クアッドピクセルAF)
    - 16bitメカシャッター
    - 14bit電子シャッター
    - 動画は6K RAW 120fps
    - デュアルCFexpress TypeBカードスロット
    - CFexpress4.0規格に対応
    - USB-4端子
    - フルサイズHDMI端子
    - 視線入力AFII
    - 6499USドル(まだ確定はしていない)

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  • フォーラムのメンバーがEOS R1とR3の物理的な違いを徹底的に調べている。R3と同じ部分もあるが、細かい調整が数多く施されている。

    - 通常の3軸可動式モニタ
    - 左上のメニューボタンの下に新しいM-Fn3ボタン
    - ディスプレイの下には4つのボタン(再生、虫眼鏡、ゴミ箱、評価ボタン)
    - LANインジケーターライト
    - LANライトの横には、興味深いウィンドウがある。それが何なのかは分からない
    - INFO ボタンも縦位置グリップに組み込まれた
    - ファインダーはR3よりかなり大きい。R3のEVFは576万ドットだが、 EOS R1のEVFは1000万ドットくらいありそうだ
    - すでに知っての通りジョイスティックとスマート コントローラーが搭載されている
    - マルチシューにはロックキャップが付いている
    - メモリカードドアにはロックが付いている
    - EOS R1はEOS R3よりもはるかに大きい
    - カメラの底部にあるリストストラップ用の取り付け金具がある
    - 上部の LCDにバーだけでなくバッテリーのパーセンテージが表示される
    - 上部のボタンレイアウトはR3と同じで、ホワイトバランスボタンが追加されている
    - 上部にはM-Fn ボタンとLCDライトボタン付近に青みがかった色の2つの新しいマークがある。Tony Northrup によると、ガソリンスタンドのようなマークはFTPのマークで、ワイヤレス送信専用のボタンを示している。もう 1 つは、統合型テレコンバーターのマークの可能性のあるクロップを示すマークだ
    - 側面のオン/オフスイッチは縦位置グリップの機能を制御するためのもので、以前の1Dシリーズのカメラで使用されていたが、EOS R3には搭載されていなかった
    - カードスロットは、デュアルCFexpress TypeBに適合するように、R3よりも少しだけ大きいようだ
    - 下部にはHDMIロゴが表示されており、完全なHDMI機能を備えている
    - ファインダーには視度調節機能が搭載されている
    - モードスイッチはEOS R3およびEOS R5と同じ
    - 全体的にカメラはR3よりも大きく、特に厚みがありエルゴノミクスに優れている
    - バッテリー電圧は10V を超えている。EOS-1D Mark III とEOS R3 の LP-E19 バッテリーは 10.8V で動作する。EOS R1 は、カメラの底面の識別ステッカーに15Vと表示されているようだ

 

新しい噂と画像からかなり多くのことが判明しましたね。今回の情報が事実だとすると、EOS R1のローリングシャッターは1/500秒という速さで、これだけ速ければ動きの速い動体の撮影でも歪みをほとんど気にせずにすみそうですね。また、クアッドピクセルAFや視線入力AFII、16bit画像、より高画素のEVFなど新技術が満載で、どれだけのパフォーマンスを発揮するのか楽しみです。