Mirrorless Rumors / SAR のYouTubeサイトで、各社の新型カメラの発表の遅れとその原因に関する動画が公開されています。
・This is probably why Sony-Leica-Canon-Nikon have delayed the announcements of their new cameras?
- キヤノンEOS R5 Mark IIは5月に発表予定だったが、7月に延期になった可能性が高い。ソニーZV-E10IIも5月の発表予定が遅れ、8月に在庫される見込みだ。ニコンZ6 IIIも同様に発表が遅れている。その他にも、ライカやパナソニックの今後の新製品も発表が遅れる可能性がある。
新しいカメラやレンズの発表が遅れている原因として、コンテナと船舶の不足の可能性がある。これはサプライチェーン全体に影響を与えており、現在、既存のカメラの在庫も不足している。この問題は2024年後半まで続く可能性があるだろう。
一部の物流業界関係者からの情報によると、原材料や部品の不足やパナマ運河の水位低下、紅海地域の地政学的な問題が影響しているとのことだ。これにより、多くの企業が南アフリカ経由で航行せざるを得なくなり、さらに遅延が発生している。
カメラメーカーからは、公式にサプライチェーンの問題に関する声明は出されていない。ただし、情報源や業界の動向を基にすると、サプライチェーンの問題がカメラとレンズの生産に影響を与えていることは明らかだ。
今後の新製品発表も遅れる可能性があり、ソニーやパナソニックのカメラの発表が数ヶ月遅れると予想されている。特にソニーの新型カメラは10月の発表が1月に延期されるかもしれない。
今年の新型カメラの発表が遅れている原因に関しては、EUのAI法への対応や原材料不足など諸説ありますが、Mirrorless Rumorsは海運関係の問題だと述べています。これが事実かどうかは関係者にしか分かりませんが、輸送の問題で何らかの部品や原材料の供給が停滞している可能性はあるかもしれませんね。
また、この動画ではこれまで5月発表と噂されていたEOS R5 Mark II の発表が7月に延期されたと述べられているのが気になるところです。ソニーの秋の新製品(噂のスチル志向のカメラ?)も来年までと、かなり遅れる可能性があるようですね。
ピンぼけ
EUのAI新法をカメラ大手が知らなかったはずはない。
そして、マグネシウム問題は前から囁かれていた。
でも航路問題は知りませんでした。
本当に世界は混迷を深めていますね。
未だにミノルタファン
部品業界にいますがアジア圏から日本への船便の問題は聞いていません。欧州から南アフリカ経由で来る原材料って何でしょうか、輸送コストの転嫁をどうするのか以外、特に逼迫しているものは思い当たりません。AI法以外だとPFAS規制がありますが実態はまだで影響は無いように感じます。
単に景気が下向きなので生産調整などの影響の様な気がします。いずれにしても新商品を早く見たいですね。
どんぐり
各社この情勢の中、じつは富士フイルムなりに最善を尽くしていたという事なのでしょうか
ぷくぷく
船の問題は1年前くらいから言われていたので影響は小さくはないですが大きくはないと考えています。それよりも世界各国金利高による資金難の影響で特に中小の企業が生産する小ロット部品の生産が絶望的になり代替え部品の調達や設計変更を余儀なくされる事態が発生しているとの事。今後はカメラ本体もですが、特にアクセサリー類に大きな影響が出そうな気がしています。
cacnerock
Is it possible that you don't need a camera at all ~