パナソニックが「LUMIX DC-S9」を正式発表 [内容更新]

パナソニックが海外でコンパクトなLマウントのフルサイズミラーレスカメラ「LUMIX DC-S9」を正式発表しました。

Panasonic Launches New LUMIX S9 Compact Full-Frame Mirrorless Camera

  • パナソニックは、LUMIX Sシリーズで最小・最軽量のフルサイズフレームミラーレスカメラ、LUMIX S9を発表した。
  • ボディカラーはジェットブラック、クリムゾンレッド、ダークオリーブ、クラシカルブルーの4色。
  • LUMIX S9はS5IIと同等の約2420万画素フルサイズCMOSセンサーを搭載し、最新の画像処理エンジンにより、自然な階調で細部まで豊かな描写。
  • 優れた被写体追従性を実現するPDAF(位相差AF)や、手持ち撮影時でも手ブレによるブレを大幅に軽減するアクティブI.S.を搭載。
  • LUMIX S9は新しいLUT専用ボタンを介して、リアルテイムLUT機能により、カメラ内で様々なスタイルを適用できる。
  • 新しいLUMIX Labアプリを使えば、クリエイターはスマートフォンで独自のLUTカラーファイルを作成することができる。これらの機能により、パソコンでの後処理を必要とせず、共有可能な静止画や動画用のオリジナルLUTを簡単に作成することができ、クリエイティブの可能性が広がる。新しいアプリとカメラとのペアリング機能により、カメラからスマートフォンへのデータ転送速度も向上した。
  • LUMIX S9には、新しい記録フォーマットMP4 Liteが追加された。オープンゲートを4:2:0 10bit、30p/25pで撮影することで、クリエイターはスマートフォンに最適なフォーマットで高画質の動画を撮影し、LUMIX Labアプリでソーシャルメディアに合わせてアスペクト比を簡単に変更できる。この新しい合理化されたワークフローによって、コンテンツクリエイターは外出先でも簡単に撮影し、動画を共有することができる。

  • LUMIX S9の仕様
    - 重さ403g(本体のみ)、486g(バッテリー、メモリーカード、シューカバー込み)
    - 2420万画素フルサイズCMOSセンサー
    - 像面位相差AFによってリアルタイム認識AFの性能が向上
    - IBISはボディのみ5段分、デュアルIS2で6.5段分の補正効果
    - スマートフォンに最適化されたOpen GateビデオモードMP4 Liteを採用
    - 新しいLUMIX LabアプリでオリジナルのLUTファイルを簡単に作成可能
    - LabアプリでSNSに最適化されたMP4 Lite動画を素早く簡単に編集可能
    - カスタマイズ可能はLUTをカメラにロードしてクリエイティブな撮影が可能
    - カメラに専用のLUTボタンを搭載
    - 価格は1499.99ドルで6月下旬より購入可能になる
    (※下の画像はDPReviewより)

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明日発表と噂されていたLUMIX S9ですが、噂よりも早く本日発表されました。S9のスペックはこれまでの噂通りで、位相差AF付きの2400万画素センサーと5段分(協調で6.5段分)の補正効果を持つIBISが採用され、専用のLUTボタンが搭載されています。価格も噂通りで1499.99ドルとなっています。このカメラの売りはリアルタイムLUT関連の機能のようで、既存の様々なLUTを適用するだけでもかなり楽しめそうですね。

[追記] 国内でもLUMIX DC-S9が発表されました(プレスリリース)。オープン価格で発売日は6月20日となっています。