富士フイルムが中国でネガカラーフィルムの生産を再開

Fuji Rumorsに、富士フイルムが中国でカラーフィルムの生産を再開したというニュースが掲載されています。

Fujifilm to Bring Back Color Film Production in China

  • 富士フイルムが中国の南寧市でネガカラーフィルムの生産を再開すると言われている。最初に生産されるフィルムは、医療用フィルムの製造で知られる Yes!Starによって製造されるFujifilm C200とFujifilm C400だ。このニュースは最初に中国のSNS「Xiaohongshu」で共有され、 kosmofotoでも報じられた。

    今では、富士フイルムが自社のフィルムの製造を他のブランドに委託するのは珍しいいことではない。「新しい」富士フイルム 400 (米国製) もコダック製だ。ただし、富士フイルム400の場合は、コダック ウルトラマックス 400 のブランド名を変更しただけのように見える。

    富士フイルムのこうした動きが、(富士フイルムがもう製造したくないフィルムの製造を他社に委託することで)フィルム写真の健全化に寄与するのか、それとも、伝統的なフィルムブランド名を第三者に売って一儲けしようとしているだけなのかはわからない。

 

中国で生産されるフィルムが日本に入ってくるかどうかは分かりませんが、現在、フィルムの価格が高騰しているので、他社の生産であれ、フィルムの生産量が増えるのは歓迎したいところですね。このフィルムの生産は中国の Yes!Starとのことですが、富士フイルムが自社のブランドで販売できると判断したものなので、品質的な問題はクリアしていると考えてよさそうです。