パナソニックがストックフォト問題の暫定的な修正対応の完了を報告

パナソニックがLUMIX製品のサイトでストックフォトが使用されていた問題について、サイトの修正対応の完了を報告しています。

LUMIX製品サイトの暫定的な修正対応の完了について

  • この度、LUMIX製品のWEBサイトで、ストックフォトサービスを利用し不適切な画像の使用があった件につきましては、カメラメーカーでありながら使用画像に対する明らかな認識の甘さと、カメラ製品のWEBサイト制作に不可欠である適切な画像選定・チェックプロセスの欠如が招いた事態と、深く反省しております。

    これまでに、LUMIX製品のWEBサイトに使用していた全画像の詳細確認を行い、ストックフォトサービスを利用した画像を除外するとともに、「使用する画像については全て自社カメラ製品で撮影した画像を使用する」、また「自社カメラの他機種で撮影した画像については同マウントや同程度の画素数である画像を使用し使用機材を明記する」という考え方に基づきLUMIX製品サイトの修正を実施し、対応を完了いたしました。

    今後は、LUMIX製品の「作例」に対するこだわりをしっかりと形にしていくため、自社カメラ他機種による画像を当該機種の撮影画像に変更していくなど、今秋にも更なるWEBサイトの更新を進めてまいります。今回、頂戴しましたご意見、ご指摘を真摯に受け止め、お客様からの一日も早い信頼回復に向けて、継続して改善の取り組みを行ってまいります。

    尚、今回修正を実施いたしましたサイトにつきまして、下記の通りお知らせいたします。

  • 上記の修正に対する考え方に基づき対応が完了した製品サイト
    ・Sシリーズ製品サイト: 8機種
    ・Sシリーズレンズ製品サイト: 17機種
    ・Gシリーズ製品サイト: 6機種
    ・Gシリーズレンズ製品サイト: 28機種

  • 現時点で生産完了のため、商品仕様中心の簡易ページに移行したサイト
    ・生産完了製品サイト: 18機種
    ※6/6に追加したDC-GH7のサイトに関しては上記の考え方に基づき制作、公開しております。

 

テレビや新聞にも取り上げられて、かなり大事になったパナソニックのストックフォト使用問題ですが、パナソニックは今後の方針を示して、その方針に則ったサイト修正の暫定完了を報告しているので、初期対応で炎上したもののその後はきちんと対応したという印象です。この件は、他社も含めて映像機器のカタログ写真のあり方を見直すよいきっかけになったかもしれませんね。