キヤノンが1月のCESで展示されていたAPS-C用の3D VR用レンズ「RF-S3.9mm F3.5 STM DUAL FISHEYE」を正式に発表しました。
・APS-Cサイズカメラ用3D VRレンズ"RF-S3.9mm F3.5 STM DUAL FISHEYE"を発売
- キヤノンは、3D VR映像撮影専用のRFレンズとして初めてAPS-Cサイズカメラに対応した"RF-S3.9mm F3.5 STM DUAL FISHEYE"を2024年6月28日に発売する。
- 高画質な3D VR映像撮影を可能とするために最適なレンズ光学設計を採用し、「UDレンズ」2枚を含む8群11枚のレンズを効果的に配置することで、画面全体で高画質を実現。
- 特殊コーティング技術「ASC」を採用することにより、曲率の大きなレンズで発生しやすいフレアやゴーストの低減にも貢献。
- APS-Cサイズカメラ用とすることで全長約54.6mm、質量約290gの小型・軽量設計と優れた機動性を実現。
- 3D VR映像撮影が可能なRFレンズとして初めてステッピングモーター(STM)で駆動する二眼連動のAF機構を搭載し、一般的なRFレンズと同様の操作感で、高速・高精度なAFを利用することができる。
- 撮影画角を144°とすることで、三脚などの映り込みを避けながら快適な撮影を実現。
- 「EOS VR SYSTEM」用のPCアプリ「EOS VR Utility」や、「Adobe Premiere Pro」(別売)専用プラグイン「EOS VR Plugin for Adobe Premiere Pro」では、撮影した144°分の撮影データから140°の撮影データを切り出し、VRフォーマットに変換することが可能。
CESで展示されていたAPS-C用のRF-S3.9mm F3.5 STM DUAL FISHEYEが正式に発表され、発売日も決定しました。このレンズの価格はオンラインショップで税込19万2500円と、LレンズのRF5.2mm F2.8L(オンラインショップで税込29万1500円)から約10万円低価格化されており、EOS R7との組み合わせでより気軽にVR撮影を楽しむことができそうです。なお、このレンズはR7専用で、現時点では他のAPS-C機には対応していません。
Oort
これが出て来ると、今後、キヤノンからもaps-cで8k撮れる機種が出てきそうですね。
rocky
R7 と組み合わせると、実売40万程度で 3DVR撮影機材が揃うので、今後は制作される動画コンテンツが増えそうですね。個人で買うなら、開発発表されたRF-S7.5mmF4の単価設定に期待したい所です。
るー
画角144度ってどうなんでしょうか? 今の視聴側デバイスの画角よりは広いかもしれませんがそれは視点固定の場合ですよね