キヤノンが「RF-S7.8mm F4 STM DUAL」の開発を発表

キヤノンがEOS VR SYSTEM対応のAPS-Cの3D映像撮影用レンズ「RF-S7.8mm F4 STM DUAL」の開発を発表しました。

「EOS VR SYSTEM」の3D撮影用レンズ"RF-S7.8mm F4 STM DUAL"を開発

  • キヤノンは、「EOS VR SYSTEM」として、3D映像撮影用のRFレンズ"RF-S7.8mm F4 STM DUAL"の開発を進めており、2024年内の発売を目指している。
  • Apple Inc.(以下「Apple社」)の「空間ビデオ」は、空間コンピューター「Apple Vision Pro」で視聴できる3D映像で、本レンズは、Apple社製品以外で初めて「空間ビデオ」に対応するApple社認定の入力機器となる。
  • 本レンズは、人間の有効視野に近い約60°の画角により、日常のさまざまなシーンを自然な画角で撮影することができる。AF機構を搭載することで、一般的なRFレンズと同様の操作感で高速・高精度なAFを実現し、初心者の方でも手軽に3D映像の撮影を楽しむことができる。
  • 「Apple Vision Pro」で視聴できる「空間ビデオ」では、奥行き感のある3D映像を楽しむことができます。"RF-S7.8mm F4 STM DUAL"と本レンズに対応するカメラ「EOS R7」(2022年6月発売)で撮影した映像をアプリ「EOS VR Utility」で「空間ビデオ」の映像フォーマットに変換することにより、「Apple Vision Pro」で「空間ビデオ」の視聴が可能となる。

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昨日、Canon Rumorsが「何か来る」とXでつぶやいていましたが的中しましたね。新製品はEOS VR SYSTEM対応の3D撮影用レンズで、APS-C用の非Lレンズなので、既存のRF5.2mm F2.8 L DUAL FISHEYEと比べるとより手軽に3D撮影を楽しめそうです。

ただ、日本での発売が決定したApple Vision Proは59万9800と高額なデバイスなので、VR環境を一式揃えるのは結構大変ですね。