「BCN AWARD 2025」上半期のNo.1メーカー

BCNが「AWARD 2025」の中間集計の結果を発表しています。

「BCN AWARD 2025」中間発表、BCNランキング上半期 No.1メーカーまとまる

  • 株式会社BCNは7月17日、デジタル家電の実売データを集計する「BCNランキング」に基づき、主要107カテゴリ(ハードウェア:86、ソフトウェア:21)について、2024年上半期(1月~6月)で最も販売数が多かった「上半期No.1メーカー」を発表した。
  • 2024年上半期における今回対象の全107カテゴリトータルでの実績は、販売数が前年同期比94.8%、販売額では同99.6%となった。販売数は前年比5.2ポイント減となったものの、販売価格が上昇したことにより、販売額ではほぼ前年並みを維持。物価上昇に加え、円安が常態化した背景がデジタル家電市場にも波及した結果となった。
部門名 No.1メーカー 販売数量シェア(%)
デジタルカメラ(レンズ一体型)部門 Kodak Alaris Japan 28.3
デジタルカメラ(一眼レフ)部門 キヤノン 73.5
デジタルカメラ(ミラーレス一眼)部門 ソニー 36.0
デジタルビデオカメラ部門 DJI JAPAN 45.2
アクションカメラ部門 GoPro 40.2
交換レンズ部門 シグマ 18.2
三脚・一脚部門 ハクバ写真産業 27.3
カメラケース・バッグ部門 ハクバ写真産業 48.1

BCN AWARD 2024ではレンズ一体型部門はキヤノンが22.6%で1位でしたが、2025の中間発表ではKodakが28.3%で一位と首位交代しました。Kodakの低価格コンデジの売れ行きは本当にすごいですね。

一眼レフは2024と同様に2025上半期もキヤノンで、シェアは3.6%ほど低下していますが、大きな変動はないようです。

ミラーレスは2024から引き続きソニーで、34%から36%へとシェアを伸ばしていて、好調を維持していますね。

また、ビデオカメラ部門でDJIが昨年1位のソニー、2位のパナソニックを抜いて、暫定1位となっているのが目を引くところです。

交換レンズ部門は2024同様シグマで、シェアは1.2%増えています。三脚・一脚部門とカメラケース・バッグ部門はどちらもハクバで変化ありませんね。