キヤノンが「EOS R5 Mark II」を正式発表

キヤノンが、4500万画素積層型センサーとDIGICアクセラレータを採用する「EOS R5 Mark II」を正式に発表しました。

Canon EOS R5 II initial review(DPREVIEW)

  • キヤノンのEOS R5 IIは、同社の最新のハイエンドフルサイズミラーレスカメラで、積層型CMOSセンサーと、同社の新しい主力モデルR1のオートフォーカス機能の多くを搭載しています。

    主な仕様:
    - 4500万画素積層型CMOSセンサー
    - DIGICアクセラレーターを搭載
    - 視線入力AFによる被写体選択
    - アクション優先モード
    - 事前登録者優先モード(10人ずつ10組まで登録可能)
    - ブラックアウトフリーのファインダーで最大30fpsの連続撮影が可能
    - レンズと連動して最大8.5EVの補正効果のボディ内手ブレ補正
    - プリ連写(JPEG)※注:JPEGは元記事の誤りでRAWでも可能のようです
    - 最大60pの8K RAWビデオキャプチャ
    - Canon C-Log2 プロファイル
    - 波形モニタ
    - 特定のスポーツ向けに機械学習でトレーニングされたAF
    - AIによるノイズリダクションとアップスケーリング
    - アンチフリッカー
    - 1x CFexpress Type B、1x UHS-II SD
    - グリップはバッテリーグリップBG-R20、イーサーネットポート付きのBG-R20EP、動画撮影時の冷却機能のあるCF-R20EPから選択できる。

  • Canon EOS R5 II は、8月から 4299 ドルの推奨販売価格で販売される。これは、旧型モデルより400 ドル値上がりしています (ただし、インフレを考慮すると、実質価格は安くななっている)。RF 24-105mm F4 L IS USM 付きのキットは 5399 ドルで販売される。

Canon_EOSR5MarkII_of_001.jpg

長らく話題になり続けていたEOS R5 Mark IIがついに登場しました。スペックは4500万画素積層型センサーとDIGICアクセラレーターを採用し、30コマ/秒連写、8K60p対応の動画、ブラックアウトフリーのEVFなど、旧型からかなり底上げされている印象です。

申し分のないハイスペックモデルと言ってよさそうですが、価格は4299ドルなので国内の販売価格が結構高くなってしまいそうですね。とは言え、海外では積層型センサーを採用して400ドルアップなので、それほど高くはないという感覚かもしれません。

[追記] 国内でも正式発表されました(プレスリリース)。発売日は8月下旬、価格はキヤノンオンラインショップでボディが65万4500円(税込)、RF24-105mm F4Lとのレンズキットが80万8500円(税込)となっています。