ニコンの次の新製品はどのようなカメラになるのか?

ThePhoblographerに、今後のニコンの新製品の予想記事が掲載されています。

WILL WE SEE ANOTHER NEW NIKON CAMERA RELEASED IN 2024?

  • ニコンはここ2年の間に素晴らしいいくつかのカメラをリリースし、数ヶ月ごとにファームウェアアップデートで素晴らしい機能を追加してきた。ニコンユーザーはおそらく今が一番幸せだろう。今年はZ6IIIが発表されたが、最近の噂が事実ならニコンは近日中にさらなる新製品を発表するようだ。それらのモデルがどうなるのか考えていこう。

  • Z7III:次に登場するカメラでもっともありそうな予想だが、ニコンがZ7シリーズの3番目の機種を発売する理由が本当にあるのか疑問に思う。既にZ8は4500万画素機で優れた性能を発揮しており、Z7IIIに必要なことはすでに全て達成されているので、Z7シリーズをこれ以上更新する必要はあるのだろうか?
  • Z9の低画素バージョン:オリンピックが近づいているので、Z9の新モデルのテスト機を目にする可能性があるかもしれない。画素数が半分になれば理論的に2倍の連写速度が可能になる。ニコンがD1X、D1Hなどの派生モデルをリリースしてきた歴史を考えると、Z9の派生モデルを想像するのは普通のことだ。画素数を半分にすることで、フルサイズのRAWで60コマ/秒以上、低解像度のJPEGでは240コマ/秒という驚異的な連写ができる可能性がある。
  • レンジファインダースタイルのカメラ:LUMIX S9を見て欲しい。このカメラは近年見た中でも最も魅力的なカメラの1つなのは間違いない。ニコンもこのトレンドに乗って、レンジファインダースタイルのミラーレスカメラをリリースするべきだ。ニコンS2のようなスタイルなら、私は真っ先に予約する。しかし、このようなカメラと組み合わせるビンテージ風のレンズがもっと必要になるだろう。このカメラがX100シリーズに対抗するためのレンズ固定式カメラでも、私はニコンに文句を言うつもりはない。
  • D7:数年前にニコンは一眼レフを中止するわけではないという声明を出した。それからニコンの新しい一眼レフはリリースされていないが、新型機が一眼レフの可能性はあるだろうか? ニコンが猛スピードでミラーレスカメラやそのファームウェアをリリースしていることを考えるとその可能性は非常に低いと思うが、それでもニコンがF6で行ったような、最後のフラッグシップ一眼レフをリリースする可能性はあるだろう。そうなったらD7で何ができるのだろうか? ニコンは経験豊富なプロがZ8やZ9に乗り換えるのを躊躇させるようなカメラを出すことは避けたいだろう。

 

Z7IIIの登場に関してはPetaPixelも疑問視していましたが、ここでもZ8があれば不要という考えのようですね。風景や商品撮影向けの非積層の高画素機で価格がZ8ほど高くなければある程度需要があるような気はしますが、どうなることでしょうか。

Z9の低画素でより連写の速い派生モデルに関しては、以前から噂が流れていますが、ソニーやキヤノンはこのようなカメラをラインナップしているので、ニコンも同じようなカメラを投入しても不思議はありませんね。

また、レンジファインダースタイルのカメラは一部のニコンファンに熱烈に歓迎されそうですね。ZfやZfcが成功を収めているので、ニコンが新たなレトロ調モデルを考えている可能性はありそうです。

一眼レフに関しては登場の可能性はかなり低いとは思いますが、ニコンは一眼レフを止めないと言っているので部品調達等の関係で現行機種が造れなくなったタイミングでモデルチェンジする可能性は多少はあるかもしれませんね。