最近5年間でのデジタルカメラの所有率は大きく減少

statistaに、2018年から2023年の5年間での日本やアメリカ、ドイツ、中国など8ヶ国のデジタルカメラの所有率の変化に関するデータが掲載されています。

Digital Cameras: A Dying Breed?(found via PhotoRumors

  • スマートフォンのカメラが、量販店で販売されているほとんどのコンパクトカメラと同等かそれ以上の性能になって以来、多くの人が余分な機器を持ち歩く意味を見出せなくなっていますが、それは当然のことだ。

    スマートフォンの写真の品質は、iPhoneの初期の頃から飛躍的に向上しており、最新のスマートフォンは、高性能のレンズを搭載しているだけでなく、リアルタイムで大量の画像最適化を行うのに十分な処理能力を備えている。

    次のグラフが示すように、過去数年間でデジタルカメラの所有率は世界中で減少しており、使用率はそれ以上に減少しているだろう。また、世界のカメラ販売を見ると、過去10年間でそれまでの30年以上の伸びが消え去っており、この業界が混乱していることがわかるだろう。

share_owndigitalcamera_selectedcountries_stat_001.pngグラフからここ5年間でどの国でもデジタルカメラの所有率が減少していることが分かりますが、イギリスやアメリカのような減少が大きい国と、中国のようにあまり減少していない国があるのが面白いところです。ここ最近、デジタルカメラ市場の縮小は底を打ったという見方もありますが、今後はどうなることでしょうかね。