中古フィルムカメラの販売台数は3年前から倍・倍・倍で増えている

FNNプライムオンラインに、最近の中古フィルムカメラブームに関する記事が掲載されています。

若者に大人気の中古カメラ 1台100万円以上するものも その理由は... "エモい"写真求める人 急増中!

  • いま、若い人を中心に中古カメラを買い求める人が増えている。街なかで聞くと「スマホカメラではなく、古い画質を好んで使う人が多い」と話す若者。さらに「昔のアナログな写真は、現像するまで分からないでしょ。そんなところがなんともいえない(ほど面白い)」と古いカメラが持つ魅力を語る。その理由は「エモい」のだという。最近のアナログを楽しむ若い世代にフィルム写真の魅力が広がっているようだ。
  • 人気の高まりを受け、福岡市のカメラ専門店「キタムラ」。若年層を中心にフィルムカメラの需要が高まっていることから、中古カメラの売り場を3倍に拡大。「フィルムカメラの人気が高まりだした3年くらい前から販売台数は倍、倍、倍という感じで増えている」とキタムラ・ミーナ天神店の小松祐二さんは解説する。
  • 多い時は1日に100点は売れるというフィルムカメラ。一番高い商品はまさに桁違いだ。1969年製のライカのカメラは、なんと169万4000円の値が付いている。一方、若い世代の初心者に手が届く人気のカメラはコンパクトタイプ。キタムラで人気の2機種。まずはオリンパスの『ミュー』のシリーズ、そしてコンタックスの『T2』、どちらも人気が高いという。ミューは、インフルエンサーの影響が大きく、SNSなどでそれを見た人が、機種指名で買いに来る人が多い。
  • デジタルの時代だからこそ感じるアナログの良さ。若者を中心にまだまだ人気は続きそうだ。

 

最近はリコーのPENTAX 17やMint CameraのRollei 35AFなどのフィルムカメラの新製品が話題を集めていますが、キタムラによると中古のフィルムカメラもここ3年で倍・倍・倍とすごい勢いで伸びているようです。中古フィルムカメラが3年間伸び続けているとなると、今回のフィルムカメラブームは一過性のものではなく、長続きするのかもしれませんね。