Leica Rumorsに、ライカQ3モノクロームは登場しないという情報が掲載されています。
・No Leica Q3 Monochrom for now
- 尋ねてみたが、誰も新しいライカQ3モノクロームについて何も聞いていない。これがライカがQ3 43を発表した理由かもしれない。
Q3モノクロームが発表されなかった理由として考えられるのは、Q3とSL3のセンサーの位相差AFを機能させるためには、カラーピクセルが必要だということだ。これを解決するには、まったく別のセンサーを使う以外にないが、そうなるとかなり高価になる可能性がある。
この噂が本当なら、現在のライカQ2モノクロームは、後継機が発表されるまでしばらく販売が続けられるだろう。
Q3の6000万画素センサーはカラーフィルターが無いと像面位相差AFが使えないという噂が事実だとすると、このセンサーでモノクロカメラを作るのは困難ということになりますね。Qシリーズのモノクロバージョンは、センサーが変わる次のQ4まで登場しないのでしょうか。
kmz
なるほど今までのモノクロ専用機は、Leica M、Q2、Pentax K3IIIなど、いずれも像面位相差ではないですね。
原理的にカラーフィルターが必要というよりも、ピクセルの補完がないのが売りのモノクロ専用機なのに、位相差センサーの所は補完が必要だからそぐわない、という事かなと思いました。
debeson
素人考えで
「M11モノのセンサーになればAPOレンズじゃないと流石にキツい、ので43のみQ3モノ登場」
なんて考えていましたが別な問題なんですね。
仮に出てもQ2ベースに43レンズ、液晶(非可動)とファインダー換装ていう感じですかね。
こう書き連ねると割と悪くないですが(笑)。
コペンコパン
もしかして、長年望まれているフジフィルムのXシリーズカメラのモノクロ専用カメラも同じ理由で期待できないということになるのかな?
それはそれで自分には衝撃です。
「位相差AFを機能させるためには、カラーピクセルが必要だ」
これがよく分かりまん。
一眼レフの位相差AFセンサーでカラーパターンを使用しているという話は聞きませんし、
他のサイトでの位相差AFセンサーの解説記事
https://dc.watch.impress.co.jp/docs/column/ml/1186808.html
の説明を見ても、像面位相差AFセンサーにカラーピクセルを使用しているとの説明もありません。
もし、この記事の話が、像面位相差AFセンサーの画素欠けによりデモザイクができないという話であれば、話が理解できます。
これの解決には、デュアルピクセルCMOSやクアッドピクセルCMOSセンサーであれば画素欠けの解決にはなるのではないでしょうかね。
もしくは、デモザイクはソフトウェアの問題でもあるので、像面位相差AFセンサーによる画素欠けをカバーできるアルゴリズムが発明されるまでは待つことになりそうですね。
次期Q4はモノクロに対応するために、クアッドピクセルCMOSセンサー6000万画素採用かな?