DIMEに、Z世代の若者のオールドデジカメブームに関する記事が掲載されています。
「古いデジカメ」の市場価格が1年で約20倍に!Z世代がハマるオールドコンデジのノイジーな魅力
- Z世代に属する10〜20代の若者の間で、コンパクトデジタルカメラ全盛期の2000~10年代の旧機種(=オールドコンデジ)がにわかに人気を集めている。Z世代が惹き付けられる理由は何なのか。中古カメラ専門店「2nd BASE」店長の三村祐太さんはこう分析する。
- 「写りの特徴である『白飛びのしやすさ』『ノイズの乗りやすさ』をフィルムライクに捉える方が多く、ローファイな感じがウケているのだろう」
- 「コンデジを使う層としては、フィルムもやってみたい人が圧倒的に多いが、フィルム代や現像代などランニングコストがハードルになっている。オールドコンデジならローファイな写真を簡単に、低コストで撮れる。さらに00年代のY2Kなデザインも人気を後押ししている」
- 「(オールドコンデジの販売は)当初はそこまでなかったが、昨年の春くらいからどんどん売れ始め、夏ごろには在庫が追いつかないほどになった」
- ブームはいつまで続くかわからないが「2~3年前は1000円、2000円で売られていたカメラが今では2万円ぐらいの相場価格」と、その勢いは衰えそうにない。
2000年代のオールドコンデジは一昔前は完動品でも二束三文で売られていることも多かったですが、最近は2万円もするとは驚きです。オールドコンデジは、最近はフィルムの価格高騰でハードルが高くなったフィルムカメラの代替品的な立ち位置にあるようで、フィルムカメラと同様にレトロな感じのする写真が撮れることがウケているようですね。
rocky
家の防湿庫にオールドコンデジがいくつも眠っています。欲しい方に喜んでもらえるのなら、全て売りに出してぜひ使って頂きたいです。
タロウカジャ
需要と供給の原理そのものですね。
それと流通コストの上昇があるのでしょう、店舗維持費、人件費、販売費のどれをとっても値上がりしています。
ただ、あまり人気がない品物は、お店に置いておくだけで場所ふさぎになるのでドンドン捨てられていくので見つけたら即購入しないと手に入らなくなります。
デジタルカメラの中古はほとんどがメーカー修理できないので壊れると単なる置物になるのを覚悟で買わないといけません。
Re460
確かに、街角や観光地でコンデジを使う若い人たちが増えていることを実感しています。
聞いてみると新品は少なく「中古で買った」「お父さんが使わないのをもらった」というような人たちが圧倒的に多いです。
ローファイな感じもですが、スマホでなく「カメラ」で撮る特別感も後押ししているようです。
この流れが新品のマーケットの活性化につながれば、さらにいいですが。
雇われ息子
オールドコンデジ人気と言っても、一律にどのメーカーの機種でも人気というわけでもないようです。
SoA
今の技術で作ると昔日のビンテージなデジカメの写りの再現は逆に難しいでしょうし、そこがまた良いんでしょうね。メーカーの対前年比には貢献しないかも知れないけど、少なくとも中古市場は活性化するし、まだ使える古い物が再び日の目を見る事は個人的には嬉しい。
Lotus
1.「シャッターを切る行為」
2.「持ち歩いていて雰囲気がある」
3.「写真がエフェクトじゃなくローファイでいい(エモい)」
1と2は今の売れているX100VIやGRで体現してますよね。
数日前のポストのオリンパス....どうせジリ貧ならM5やM10よりもこっちの方が上がり目あると思うんですけどね。
センサーサイズ云々とか今までのカメラユーザーなら気にする点は今の若い子には訴求力は低めなんだから、先入観を取っ払った機種を出せばいいのになと思います。
しゃもじ
自分は2009年製のコンデジを某フリマサイトで手放しましたが、予想を遥かに上回る高値で取り引きができて驚きました。Canonは若者世代にも作りの良さ・操作性・描写性・ブランドが評価されているようで高値がつく傾向です。
スナッキー
ちょっと前に手持ちのSONYのコンデジをフリマアプリで売ったけどその時より更に値上がりしてますね。
市場的に育ってきた?というより良い弾が枯渇しつつ需要があがってる状態でこの値上がりなのかもしれませんね。
(フイルムから逃げてきてる勢力?)
PENTAXのWG-1000(OEMらしい)をぶら下げてる人もチラホラ見かけるので価格帯的に3万以下がいい感じなのかな?とも。
日本のカメラメーカーからなんか新作出ないかな?
doracame
私としては、全く予想の通りになってきて「やっぱりなぁ~」という気持ちです。自動車などと同様に、限りない高性能化を求める方がいる一方で、ある種の不便さ、物足りなさの中で、その雰囲気も楽しみの1つととらえたり、できる限りの工夫で可能性を高めて楽しむ方がいるものです。業者の話では、MFTで中判フィルムの解像度以上はクリアできるらしいので、さらに小さなセンサーでも35mmフィルム解像度程度の楽しみは十分以上と思います。当然大きなセンサーと比較しての高感度での弱点など多いですが、それぞれのコンデジのスペックなりの良い作品作りはできると感じています。プリントした場合にもA4くらいまででしたら、個人的には十分な画質が引き出せて楽しんでいます。所有しているLumixやFujifilmのコンデジが高値で取引されていることに驚くばかりです。フィルムや現像のコストを考えると当然とも...
hiro
未だにIXY30Sを現役で使っております。料理写真だけですけど… 確かに、新しいコンデジと比べるとあまいとこ多いですけど、そんなに大伸ばしとかする訳じゃないので、十分かな‼️ 古いデジカメの課題はバッテリーですね。純正は多分ないだろうし、あとは互換バッテリーがあること確かめてからですね。富士のフィインピクスS5(コンデジじゃないけど)は互換バッテリーをいくつも買いだめしてあります
電卓
言われてみれば、かつてのデジカメのほうがフィルム感はあったように思うというか、最近オールドコンデジを防湿庫から出して使っていますが、最近の機種よりも、明らかにフィルムっぽい描写です。
当時はまだフィルムのほうが画質が良かったので、それに如何に近づけるがが課題にあったことも関係ありそうに思います。
今は、デジカメの画質というものも受け入れられているので、もうフィルム的である必要もないのでしょう。
友人の写真家が、コダックの安価なコンデジをおススメしてきましたが、あれはセンサー以外は、まるっきりオールドコンデジ的構成なので、人気も納得です。
トシヨリA
今年に2012年製ルミックスを中古で購入。センサーサイズ1.33、画素数1400万、光学ズーム25~250の10倍ズーム、重さ133gを中古で購入しましたが、少しいじればA4サイズは十分に耐えます。
小さくて軽いので、外出時はいつもバッグに入れてます。古くても良い製品があります。
Mスクエア
世の中、どんなものが流行るか分からないですね。
車と違って、価格が20倍と言っても2~3千万円とか億単位の金額では無いので、若い人にも購入できるからこそ、流行っていると思います。
但し、カメラは精密機械製品や電化製品なので、肝心のバッテリーが無くなったり、内部の電子部品が故障すると唯の置物でしかならないのは、ちょっと残念です。
前から中古のコンパクトデジカメを買う時には、電源が単三バッテリー駆動であり、メディアが廃れたスマートメディア、XDピクチャーカード、メモリースティック類ではなく、SDカードで出来ればSDHCくらいまで対応のものが残っていれば、買いだと思います。
沢山撮って、満足できなくなっらたらレンズ交換式カメラへステップアップして貰えれば、よりカメラ業界が潤うと思います。
但し、今のコンデジは安いもので2万円前後から上は10万、20万超えにもなるので、メーカーさんも中間層を充実させるべきだと思います。
KUMA
CCDセンサーのオールドデジイチもいいぞ!と言おうと思っていたところで、地味にこのカテゴリーも最安期に比べると、値上がりしてますね。
オリンパスのKodakセンサーや、ニコンのCCDセンサーの独特の色乗りが好きです。
ライブビューは使えませんが、光学ファインダーから狙った色を狙い撃ちにするのは快感ということを、オールドデジイチファンにも味わってほしいですね。
ねこペン
コンデジというもの自体が、スマホとは別物であることに若い世代が気付きつつあるということかもしれません。
個人的にコンデジが儲からなくなった原因は、一時の安売りで安かろう悪かろうになってしまったこと。
特に2009年から数年間、CMOSへの転換期のCCDは画質が悪く、不具合も多かった。
サッポロポテト現象を覚えていますか?
その後、高級路線に転換するも、高級機が投げ売りされる事態に。OlympusのXZ-10が一万円前後の値段で売られていたという事実。
フジのXQも二万を切ってましたよね。
あの頃はコンデジにとって逆風でした。
PentaxQなんかもその煽りを受けた形です。
スマホとの差別化を考えたいが、安くて儲からないという。
そんな中でもキヤノンは画質などを上手に棲み分けしてエントリー機のラインナップを維持していたのはさすがです。また一連のパワーショット機は、現時点でのコンデジの理想形だと思います。
ソニーやパナも高級、高倍率路線である程度生き残りましたが。
結果としてコンデジ市場は、悪いものが良いものを隠してしまうような形で終焉を迎えてしましました。それこそ決定版が出る前に途絶えたシリーズがたくさんあります。
だからこそ、今当時のいくつかのコンデジは再評価され、その使い易さとちょうど良い画質から値段が上がっています。
新しいコンデジが市場にないのも原因でしょう。
今コンデジを出せば儲かるというものではないのですが、何らかの手をカメラ業界を打つべきとは思います。
山QやトリップD、高級レンズ搭載のCASIO機、新作Coolpix、小さなLUMIX、高画質なレンズバリア薄型機、色々欲しかったものがもう一度世に出ないものかと、望み薄ながら願ってやまないです。
最後に加えるなら、中古コンデジは故障率が大変高いので、目に見えない不具合も含めて気を付けていただきたいですね。
マスター
カメラが好きだけど、写真も好き。って人が多いんだなって感じられて嬉しいです。
表現手段として解像度とかのみを追わずに、自分なりの味。エモーショナルを追って、たどり着いた答えのひとつだと思うと感慨深いです。
マイムマイム
IXY910を、旅行用のカメラとして使い続けています。
IXY650への移行も考えましたが、質感に劣るため見合わせました
Powershot740だと、旅行用には重すぎます。
ただ単に、手頃で使い易いコンデジが売っていないだけだと思います。
キングカメハメハ
実は画質どうこうやノイズどうこうを気にする人はメーカーが思うより少なく、今でもコンパクトデジカメは出せばある程度売れると思います。
スマホは便利ですがどこか味気ない感じもしますし、モノを持つ喜びのようなものは安くてもデジカメにはあります。そういったものが受けている?のではないでしょうか。
国内メーカーも高いミラーレスばかりではなく低価格のコンパクトデジカメをもう少し見直しては?と個人的には思いますね。今は本当に全滅状態で2万円くらいで買えてある程度の機能があるものはコダックくらいしかありません。