ニコンが2025年3月期 通期の映像事業の営業利益見通しを上方修正

ニコンが2025年3月期 第2四半期の決算を発表しています。

2025年3月期 第2四半期決算

  • 当中間連結会計期間(2024年4月1日~2024年9月30日)は、映像事業においては、デジタルカメラ市場は中高級機の販売が好調で、市場全体の販売台数、金額とも堅調に推移した。
  • 映像事業においては、フルサイズミラーレスカメラ「Z8」、「Zf」及び新製品「Z6III」等を中心に、プロ・趣味層をターゲットとした中高級機及び交換レンズの拡販に注力し、販売が好調に推移した。製品ミックスの改善による平均販売単価の上昇もあり、増収増益となった。この結果、当事業の売上収益は1,517億91百万円、前年同期比10.2%増、営業利益は288億48百円、前年同期比14.4%増となった。
  • 連結業績予想などの将来予測情報に関する説明:通期の事業環境は、映像事業においては、デジタルカメラ市場は堅調に推移、特に中高級機市場は伸長すると見込まれる。

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ニコンの2025年3月期 上期は全社では減収減益で通期見通しも下方修正となっていますが、映像事業は増収増益で通期見通しも上方修正と好調を維持しているようですね。映像事業の通期見通しでは、前年比でレンズ交換式カメラと交換レンズの若干の販売台数増加を見込んでいて、他の事業部が軒並み下方修正している中で映像事業部は健闘している印象です。