富士フイルムが「GFX ETERNA(エターナ)」と32-90mm相当のパワーズームの開発を発表

富士フイルムがGFXシリーズの映像制作用カメラ「GFX ETERNA(エターナ)」とこのカメラに最適化されたパワーズームレンズの開発を発表しました。

映像制作用カメラ「FUJIFILM GFX ETERNA(エターナ)」を開発

  • 富士フイルム株式会社は、当社初の映像制作用カメラ「FUJIFILM GFX ETERNA(エターナ)」(以下、「GFX ETERNA」)を開発しており、2025年中の発売を目指す。
  • 「GFX ETERNA」は、35mm判の約1.7倍となるラージフォーマットセンサー「GFX 102MP CMOS II HS」と高速画像処理エンジン「X-Processor 5」を搭載した映像制作用カメラで、階調豊かで立体感のある映像表現に加え、自由度の高いポストプロダクションが可能。
  • 現在開発を進めている「GFX ETERNA」は、当社の映像制作現場での知見・経験と「GFXシリーズ」の技術を結集した、当社初の映像制作用カメラ。ラージフォーマットセンサーを生かした階調豊かで立体的のある映像表現や、大量の撮影データの高速処理、自由度の高いポストプロダクションで、映像制作に新たな価値を提供していく。
  • 現在、富士フイルムは「GFX ETERNA」とあわせて、同カメラに最適化されたパワーズームレンズ(実焦点距離32-90mm相当)や、多くの映像制作で使用されているPLマウントレンズを使用可能なマウントアダプターの開発も進めている。

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富士フイルムがGFXシリーズの映像制作用の業務用機の開発を発表しました。スペックは不明ですが、GFX100 II と同じセンサーを画像処理エンジンを採用しているので、GFX100 II と基本的なスペックは同程度でしょうか。GFX ETERNAシリーズの登場で、GFXは映像用の業務用機の分野で大きくシステムを拡張することになりそうです。同時にパワーズームも登場するようなので、既存のGFXシリーズで映像制作をしている方にも恩恵がありそうですね。