プロに最も人気のカメラブランドはニコン、アマチュアはキヤノン

shotkitに、プロとアマチュアの1000人の写真家に聞いた使用しているカメラに関するアンケート結果が掲載されています。

We Asked 1,000 Photographers What Camera They Use in 2024 (found via MirrorlessRumors

  • 最近1,000人の写真家を対象にアンケートを実施した。2024年にアマチュアとプロの写真家はどんなカメラを使用しただろうか?一眼レフとミラーレスのどちらを使用しているか、またその選択理由についても調査した。その結果は意外なものだった。

  • プロの63%がミラーレスカメラ、36%が一眼レフカメラを使用している。両方を併用しているのはわずか1%だ。
  • アマチュアの54%がミラーレスカメラを使用しており、46%が一眼レフカメラを使用している。アマチュアの間でもミラーレスの方が人気があるが、一眼レフとの差はそれほど大きくはない。
  • アマチュアがミラーレスカメラを使用する最も理由で最も多いのは小型軽量であるということで、2番目はIBISの搭載だ。
  • プロが使用するカメラブランドで最も人気があるのはニコン(31%)で、それに続いてキヤノン(28%)、ソニー(20%)となっている。
  • キヤノンはアマチュアに最も人気のあるブランドで、アマチュアの27%がキヤノンを使用しており、続いてニコン(25%)、ソニー(16%)となっている。
  • プロが使用する最も人気のカメラはα7 IIIで、プロの7%がこのカメラを使用している。2位は同率でEOS R6とD750が分け合っている。
  • アマチュアが使用するカメラの中で最も人気があるのはα7 IIIとD850だ(※下の表ではX-T3が1位でα7IIIとD850は同率で2位となっています)。

shotkit_2024_survey_001_.jpg

shotkitの調査結果では、プロの36%、アマチュアの46%が一眼レフを使用していると回答しており、予想していたよりも一眼レフを使っている人が多いという印象です。日本で調査すればもっとミラーレスが多くなりそうですね。

ブランド別ではプロはニコン、アマチュアはキヤノンが一番人気で、ソニーはプロ・アマチュア共に3位という結果で、これは一眼レフユーザーが多いのでソニーが不利になったためでしょうか。

機種別ではプロはα7 III、アマチュアがX-T3が1位で、全体的に一世代前のミラーレスカメラと少し前の一眼レフカメラが中心となっていて、最新世代のミラーレスを使っている人はそれほど多くないようです。