グローバルシャッターの製造コストは高くないのでEOSの廉価モデルに採用されても不思議はない?

Canon Rumorsに、キヤノンの2025年の新製品に関する予想(夢想?)と考察の記事が掲載されています。

Richard's Thoughts on 2025

  • 2025年にキヤノンが何をするのか、正直なところわからない。経済の先行きが不透明で、アメリカと中国というキヤノンが依存する二大経済大国の状況次第で計画が変わるかもしれない。キヤノンは通常通りのビジネスを続けるかもしれないが、価格競争の激化により、より安価な製品を展開する方向に舵を切る可能性もあるだろう。来年にキヤノンが実行できると思われることを以下に挙げる。

  • EOS R200 GS:グローバルシャッターセンサーは、正直言って、通常のセンサーよりも高価というわけではなく、製造コストは従来型センサーと実質的に同じだ。ソニーのようなメーカーがグローバルシャッターを高額に設定するのは、そうしなければならないからではなく高い金額を請求することができるからだ。これは夢想にすぎないかもしれないが、キヤノンがEOS R100のようなカメラにグローバルシャッターの技術を投入する可能性はある。もしそうなれば業界を席巻することになるだろう。

  • EOS R200:このカメラはEOS M200に似た外観になり、サイズ、コスト、機能の面でスマートフォンとカメラの橋渡しとなるだろう。センサーは再度2400万画素のAPS-C DPAFセンサーを利用すると予想される。キヤノンはEOS R100の大失敗から学び、タッチパネルを搭載するだろう。メカシャッターは搭載されるが、高速連写は期待してはいけない。

  • EOS R7 Mark II:このカメラは来年発売が期待されており、高級志向になると予想している。R10も少し高級志向になると思う。キヤノンはR10をEVF付きとEVFレスのコンパクトモデルの2機種に分割するだろう。R50は売れ筋商品で、このカメラとR8は2026年までモデルチェンジしないと思う。

  • PowerShot:来年PowerShotが復活すると思う。コンパクトカメラに注目が集まっているが、キヤノンは市場のどの分野でもトップになりたがる。キヤノンがX100Vのような利益を望まないとは考えられない。キヤノンはG7X Mark IVを2025年に発売すると思う。キヤノンにはソニー製に代わる自社設計の1インチセンサーを作るだけの技術力があると思う。

  • 交換レンズ:ティルトシフトレンズが登場すると思う。特許出願から、技術(※AFと電動ティルト・シフトの技術)の完成度の高さが推測でき、このティルトシフトレンズは画期的で革命的なものになるだろう。他にこれに匹敵するものはない。また、EOS M用レンズをベースにしたAPS-Cレンズも登場する可能性がある。RF-Sの15-45mmと32mmが登場することを期待したい。

 

グローバルシャッターの製造コストが通常のセンサーと変わらないという話は本当なのでしょうかね。Canon Rumorsは最廉価機のEOS R3桁機にもグローバルシャッターが搭載されると予想(夢想?)していますが、本当にそうなったら驚きです。とは言えあくまでも夢想なので、これはあまり本気にしない方がよさそうです。

EOS R200に関してはEVFレスの箱型になると予想しているようですね。EOS R7 II がよりハイエンド志向のカメラになるという話は、実際に噂が流れているので、この話は結構信憑性が高そうです。

コンパクトに関しては最近はリコーや富士、ライカなどのハイエンド機が売れまくっているので、キヤノンもそのような市場を狙うような製品を投入するかもしれませんね。