Lensrentalsで2024年にレンタルされた機材トップ20

Lensrentalsで、今年レンタルされたカメラ機材のトップ20と、メーカー別のレンタルのシェアなどのデータが紹介されています。

Top Rented Photo and Video Products of 2024

  • レンタルされた機材トップ20:
    最も興味深いのはEFマウントのレンズが今年のトップを制しており、RFマウントのレンズを上回ったことだ。それ以外の点では予想通りで、キヤノンは今年も競争に勝ち、レンタルのトップ10の大部分を占めた。今年最もレンタルされたカメラはEOS R5で、次はEOS R6 Mark IIだった。ソニーはα7S IIIがリストに載ったが、2016年に登場したEOS 5D Mark IVに負けている。昨年と比較すると、昨年はRFマウントが圧倒的だったが今年はEFマウントのカメラとレンズが復活している。

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  • レンタルのメーカー別のシェア(金額ベース):
    前年と比べて明らかな変化はニコンで、ニコンはシェアを取り戻し初めており21%の成長を示している。DJIも着実に成長している。最も驚いたのはREDの衰退だ。

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  • レンズマウント別のレンタルのシェア:
    マウント別のデータではRFマウントがリードしている。EFマウントは全体的に減少しているが、ここ数年、キヤノンがEFマウント製品を開発していないことを考えると、信じられないほど素晴らしい数字を残している。Fマウントと比べると、EFマウントがいまだに健闘しているのはかなりインパクトがある。

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Lensrentalsのデータでは昨年に引き続きキヤノンが非常に強いですね。今年はキヤノンの製品でも新しいRFマウントレンズを抑えてEFマウントレンズがトップになっているのが興味深いところです。

マウント別で見てもキヤノンが強く、RFマウントも強いですがEFマウントもかなりレンタルされていますね。ただ、昨年からの伸び率ではZマウントがRFマウントをしのいでいて圧倒的に強いのも面白いところです。