今年登場が予想されるカメラは?

ITmediaNEWSに、今年登場するデジカメの予想記事が掲載されています。

今年はどんなデジカメが出てくる? 価格高騰の今だから期待したい"後継機"

  • 「Nikon Z9」を発売したのがα1と同じ21年の12月......となると、25年にはニコンから"Z9 II"が出てきてもおかしくはない。Z9はマメなファームアップによってまだ古びてはいないけど、可能性はある。出るとしても後半かな。
  • 1年前のこのコラムで「ニコンはZ 5やZ 50からかなり時間が経っているので、カジュアルモデルをリニューアルするにはいい時期だ」と書いたのだけど、出たのはZ50 IIだけだった。"Z5 II"は出なかった。今年はフルサイズセンサー機の入門モデルとしてZ5 II登場に期待したい。

  • 四角くて小さなカメラは必要かと思う。EVFをのぞく習慣がない層が増えているし。カメラのユーザー層を広げるには、オーバースペックになりそうな高性能より、入門機と呼べる「比較的に購入しやすく持ち出しやすく扱いやすい製品が必要なのだ。このジャンルは今年も伸びると思うし、伸びてほしい。となると気になるのが(キヤノンとOMDSの)2社。キヤノンは上面がフラットな小型軽量モデルを出してきたら面白いと思うのだけど、出さない気もする。OMDSはE-P7の中身はかなり古くなっているし、USB端子もUSB Type-Cじゃないしで、そろそろ被写体検出AFを搭載して出すのにいいタイミングじゃないかなという気はしている。

  • ハイエンド機は積層型センサーやグローバルシャッター方式のセンサーが出てきたことで「デフォルトが電子シャッターになる」時代がやってきたので、あとはセンサーのコストが下がってミドルクラスにも広がるといいなあと思っている。エントリー機こそシンプルに、歪まない電子シャッターオンリーになるべきだと考えているのだけど難しいか。
  • S9が代表的だが、四角くて小さくて軽くていろんな画作りを楽しめるスナップ機ってのはまだくると思う。もしかしたら、コンパクトデジカメという形の復活もあるかもしれない。1型クラスのセンサーを搭載したコンパクトデジカメが出たらいいなあと思っているのだけど、難しいか。

  • ソニーの「α7 IV」の発売が21年12月だったので、製品サイクル的に(後継機が)そろそろだ。α9 IIIやα1 IIの操作系やAF回りがどこまで受け継がれるかに注目だ。被写体検出AFのオートは積んでくると思う。
  • もう一つ、製品サイクル的に来るかもしれないのがキヤノン「EOS R6 Mark II」の後継機。こちらもEOS R5 Mark IIで搭載された技術がどこまで受け継がれるか。

 

ニコンはZ9IIとZ5IIが予想されていますが、これはどちらも今年中に登場しても不思議はありませんね。

EVFレスの箱型のコンパクトなカメラに関しては、ニコンがZ30を、ソニーはZVシリーズをラインナップしているので、キヤノンもこのような機種を投入する可能性はありそうです。OMDSのPENは噂は今のところないようですが、そろそろモデルチェンジの時期なのでどうなることでしょうか。

α7 IVやEOS R6 Mark II の後継機はかなり前から噂が流れており、実際に登場するのもそう遠くはなさそうです。