富士フイルムが「X30」のようなコンパクトを復活させたら大成功するだろう

DigitalCameraMagazineに、富士フイルムのコンパクトカメラに対する意見記事が掲載されています。

The X100VI is proof: Fujifilm needs to bring back compacts like the Fujifilm X30

  • 富士フイルムは、X30のようなコンパクトカメラを復活させるべきだと思う。写真家の中には、フルサイズこそがカメラブランドが生き残る唯一の方法だと考えている人もいるが、フルサイズのカメラをラインナップしていないにもかかわらず、富士フイルムは急成長している。在庫がなくなるほど売れているX100VIのようなカメラに後押しされ、富士フイルムの売り上げは伸びている。

    しかし、X100VIの成功とコンパクトカメラの中古市場の爆発的な広がりが示すように、カメラ市場にはコンパクトカメラの選択肢があまりにも少ない。その答えが、富士フイルムX30だ。X30は、X100 シリーズにはない重要な機能であるズームを備えたレトロスタイルのコンパクトだ。

    古くなったキヤノンG7Xシリーズの異常な人気を見ればわかるが、このシリーズはTikTokユーザーがスマートフォンのレンズよりもズームレンズで撮ったほうがはるかによく見えることに気付いてから、新たな人気を博した。

    X100シリーズの成功とズームのG7X シリーズの需要を踏まえると、X30のリメイクは今日の市場で驚くほど成功すると思う。リメイク版ではオリジナルよりも大きなセンサーを搭載しつつ、X100シリーズよりもサイズを小さく抑えることを期待する。1インチセンサーとズームを備えたレトロスタイルの富士フイルムのコンパクトカメラはまさに魔法のようだ。

    このようなカメラが手頃な価格で提供されるなら、大きなカメラを持ち歩きたくない人は真剣に購入したいと思うことだろう。

 

現在、コンパクトカメラのブームが起こっており、供給不足になっている機種やディスコンになってしまった人気機種が異常に高騰しているので、確かにX30を最新のスペックでリメイクしたらヒットする可能性はあるかもしれません。ズームレンズ搭載の1型センサー機ならX100VIとも競合せず、G7Xを探している層に刺さりそうですね。