ソニーが「FE400-800mm F6.3-8 G OSS」を正式発表

ソニーが同社のEマウントレンズで最も長い焦点距離の超望遠ズーム「FE400-800mm F6.3-8 G OSS」を正式発表しました。

Sony 400-800mm f/6.3-8 G OSS Is Sony's Longest Telephoto Zoom Lens(petapixel)

  • ソニーは、フルサイズミラーレス用の望遠ズームレンズ「FE 400-800mm f/6.3-8 G OSS」を発表した。これは同社の最も長い望遠ズームレンズだ。このレンズは3月中旬に米国で 2,899.99ドルで発売される予定だ。

    デザインはFE200-600mm F5.6-6.3と非常によく似ており、全長は400-800mmはわずかに長く(317mmに対して346mm)、重量は2,475グラムで400-800mmの方が360グラム重い。

    鏡筒には3つのフォーカス ホールドボタン、AFモードスイッチ、フォーカスリミッター、手ブレ補正 (OSS)のコントロールが搭載されている。これは、新しいDMFオン/オフスイッチを除けば、200-600mmと同じスイッチ同じ配列だ。

    ズームリングの回転角は約90度で、簡単にズームインおよびズームアウトできる。フォーカスリングはリニアレスポンスにも対応している。

    レンズ構成は19群27枚で色収差を最小限に抑えるための超低分散 (ED) レンズが6枚使用されている。また、11枚羽根の円形絞りが採用されている。

    AFは強力なリニアモーターが2つ搭載されており、高速で正確、ほぼ無音のAFを実現している。フォーカスブリージングに配慮して設計されているため、電子ブリージング補正には対応しているが補正に頼らなくても動画を楽しむことができる。

    最短焦点距離は400mmで1.7mで、最大倍率は0.23 倍だ。800mmでは最短焦点距離は3mで、最大撮影倍率はわずかに低下する。

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最近よく噂が流れていたFE400-800mm F6.3-8 G OSSが正式に発表されました。スペックは噂通りで、800mmの望遠ズームとしては比較的軽量コンパクトで手持ち撮影もできそうですね。鏡筒のデザインはFE200-600mmとほぼ同じで、パット見では違いは少しサイズが大きいことくらいでしょうか。価格は2899.99ドルで安価とは言えませんが、スペックを考えれば妥当と言ってもよさそうです。