キヤノンが「EOS R50 V」を正式発表

キヤノンが、低価格な動画志向のAPS-Cミラーレスカメラ「EOS R50 V」を正式に発表しました。

The Canon EOS R50 V Offers Some EOS Cinema Features at a Low Price(PetaPixel)

  • キヤノンEOS R50 Vは、エントリーレベルの動画ユーザー向けにゼロから設計されている。EOS R50 Vは本体のみ(649.99ドル)と、新しいRF-S14-30mm F4-6.3 IS STM PZレンズとのキット(849.99ドル)が4月に発売される予定だ。
  • このカメラはC-Log 3、10bitYCC422、4チャンネルオーディオ、専用のヘッドフォン端子、マイク端子、リモートコントロール端子など、動画に適した機能を多数搭載している。HDMI端子はマイクロ (TypeD) だ。
  • EOS R50 V は、ソーシャルメディアクリエイターをターゲットにしているため、縦向きでも横向きでも撮影できる。カメラの操作レイアウトは、どちらの向きでも使用できるように設計されている。
  • センサーはデュアルピクセルAF搭載の2400万画素 APS-C CMOSセンサーで、画像処理エンジンはDIGIC Xを搭載している。
  • 連写は電子シャッターでフル解像度のRAWとJPEGを15コマ/秒で撮影できる。
  • 4K動画は1.4倍にクロップされるが60fpsに対応している。センサーの全幅を使用すると4Kは30fpsに制限される。
  • UVC/UAV 4Kp60ストリーミングに対応し、Camera ConnectとLive Switcher Mobileを介したワイヤレスストリーミングにも対応する。
  • AFシステムは、APS-C領域のほぼ100%をカバーし、AIによる被写体検出と追跡 (人物、動物、車両)、人物と動物の瞳検出AFに対応する。
  • EVFとフラッシュは省略された。
  • モニタはバリアングルで3型104万ドットだ。
  • カードスロットはシングルでUHS-II対応のSDカードスロット。
  • 重さはバッテリーとSDカード込みで370g、大きさは119.3 x 73.7 x 45.2mm。

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EOS R50 VはEOS R50ベースで動画機能がかなり強化されており、低価格なVlog機としては必要十分な機能を備えているという印象です。動画でよく使われる端子類も一通り搭載されており、動画メインでEVFが不要の方には良い選択肢になりそうですね。価格もAPS-CのVlog機としては抑えられていて、気軽に使うことができそうです。