キヤノンがAPS-C用のパワーズーム搭載の標準ズーム「RF-S14-30mm F4-6.3 IS STM PZ」を正式に発表しました。
・Canon RF-S 14-30mm f/4-6.3 IS STM PZ Is the First RF Lens With Built-In Power Zoom(PetaPixel)
- キヤノンは、主に動画用途向けに設計されたEOS R50 Vと相性の良い新しいパワーズームを発表した。キヤノン RF-S14-30mm F4-6.3 IS STM PZは、22~48mm 相当の焦点距離範囲を実現し、ライブストリーミングやVlogに最適だ。
- カメラのメニューシステムからズームリングのズーム速度を変更できる。ズーム速度は、低速モードと高速モードの両方で15段階から選択できる。
- レンズの全長はズーミングで変わらず一定だ。
- UDレンズ1枚と非球面レンズ2枚を含む9群10枚のレンズ構成で、キヤノンのスーパースペクトラコーティング (SSC) と7枚羽根の絞りを採用している。
- AFは一対のNano USMだ。最短撮影距離は0.15mで、30mmの焦点距離で最大0.38 倍という十分な倍率を実現する。
- マウントはプラスチック製で、耐候性はなく、レンズ フードは付属していない。
- 重さはわずか 181gと軽量だ。このレンズは58mmのフィルターに対応している。
- RF-S14-30mm F4-6.3 IS STM PZレンズは7月に発売され、推定小売価格は329.99ドルだ。
これまでキヤノンのRFのパワーズームは、高価で大きく重いZシリーズのLレンズしかありませんでしたが、今回登場したRF-S14-30mm F4-6.3はキット用の安価なレンズで、これなら気軽に使えそうですね。ズーム域が標準ズームとしてはワイド寄りなので、Vlogだけでなくスチルでの風景や室内の撮影用としても活躍してくれそうです。寄れるのもポイントが高いですね。
fisheye
アダプターなし単独でパワーズームが搭載されているレンズは、もしかしたら大昔(1990年)の「EF 35-80mm F4-5.6 パワーズーム」以来でしょうか?
間違っていたらごめんなさい。
キヤノンのスマホアプリやリモコンにはT-Wボタンがついているのに、今まではほぼ意味がない状態でした。
APS-Cではありますが、EOS R50 Vに付ければ小型ジンバルでも使いやすいと思います。
ところでこのレンズはR5などに付けてもパワーズームは問題無く作動するのでしょうか?
以前のアダプター式(EFの時代)ではカメラを選びましたので・・・。