ニコンが「Z5II」を正式発表

ニコンがEXPEED7を採用し大幅に高性能化された「Z5II」を正式に発表しました。

フルサイズミラーレスカメラ「ニコン Z5II」を発売

  • 株式会社ニコンイメージングジャパンは、「ニコン Z マウント」を採用したフルサイズ/FXフォーマットミラーレスカメラ「ニコン Z5II」を発売する。発売時期は2025年4月25日。予約販売受付は4月10日10時より開始。
  • 静止画・動画ともにディープラーニングを活用したAI技術を用いて、「Z9」「Z8」同等の9種類の被写体検出ができるほか、静止画撮影時に被写体の動きや構図の変化に応じてAFモードをカメラが自動で切り換える「AF-A」にニコンのフルサイズミラーレスカメラとして初めて対応。
  • 「Z5」と比較し約1/3の時間で合焦するAF性能により、被写体の決定的瞬間をより捉えやすくなりった。さらに動きの激しい場面でも狙った被写体にピントを合わせ続ける「3D-トラッキング」を搭載。14コマ/秒を維持したまま被写体追従もでき、予測のできない動きのある被写体の決定的な瞬間を逃さず捉えることが可能。
  • 「Nikon Imaging Cloud」との連携により、ニコンのおすすめレシピや、著名クリエイターが監修したレシピを無料でダウンロードでき、撮影時に利用できる「イメージングレシピ」に対応。
  • 「EXPEED 7」と、高感度に強い裏面照射型CMOSセンサーでノイズを大幅に低減。静止画ではISO 64000、動画ではISO 51200の最高常用感度を実現。
  • 低輝度のAF検出範囲は−10EVまで検出可能。暗いシーンでもよりピントが合いやすくなり、撮影シーンの幅が拡がる。
  • 5軸のボディー内手ブレ補正は中央7.5段、周辺6.0段の高い手ブレ補正効果を発揮。
  • EVFには「Z5」と比較して約3倍明るい3000cd/m2の高輝度EVFパネルを採用し、日差しの強い屋外などの明るい環境でもピントや露出をより瞬時に確認することが可能。
  • 最大1秒前まで遡って記録ができる「プリキャプチャー」機能を搭載。

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Z5IIは裏面照射型センサーとEXPEED7の組み合わせで連写やAF性能、高感度性能などの基本性能が大幅にアップし、手ブレ補正やEVFも改善されているなど、Z5から全体的に大きく進化しているという印象です。デザインもより精悍になりましたね。操作系は上面にボタンが追加された他はあまり変わっていませんが、モニタがバリアングルになっているので使い勝手は結構変わりそうです。価格はニコンダイレクトで税込み25万8500円となっています。