キヤノンが2025年に発表するカメラ

Canon Rumorsに「EOS R7 Mark II」や「EOS R6 Mark III」「レトロ調カメラ」などの2025年に登場するキヤノンの新型カメラに関する噂が掲載されています。

Rumored Canon Cameras Coming in 2025

  • キヤノンは8月下旬から9月初旬にかけて、更なる新製品発表を予定している。ただし、発表される順番や正確な日程は分からない。

  • EOS R7 Mark II:8月下旬に発表されると予想されている。同時に新しいレンズも登場する見込みで、これはこれまで述べてきたようなハイエンドのRF-S F値一定ズームレンズの可能性もある。R7後継機は「よりハイエンド志向」になる予定で、フルサイズ機に車が買えるほどの投資をしたくない野生動物やスポーツ撮影者に向けたものとなる。

  • EOS R6 Mark III:このカメラはかなり前から登場が予想されていたが、発売時期に関する具体的な情報はない。当初は5月下旬に発表される可能性があると見ていたが、現在のところ新しい情報はない。LP-E6Pバッテリーや、その他のハードウェア・ソフトウェアの問題が影響している可能性がある。このバッテリー問題については近日中にさらに詳しく伝える予定だが、すでに多くのフォーラムで議論が行われている。

  • フルサイズのVシリーズカメラ:最近の情報によれば、キヤノンは「Vシリーズ」のフルサイズ機をリリースする予定だということだ。この新モデルは既存のフルサイズカメラをベースにしている可能性が高く、「EOS R6 Mark III」が最適なベース機になると考えられている。以前「EOS R5 C」の直接的な後継モデルは登場しないと述べたが、この新たな「Vシリーズ」カメラがその穴を埋めることになりそうだ。また、「EOS R7 V」の噂も以前あったが、しばらく情報が途絶えており、実際にはこのフルサイズのVシリーズが当初から計画されていたものかもしれない。

  • EOS R10 とその他のカメラ:新しいAPS-Cカメラが登場することが期待されているが、具体的にはまだ分からない。「EOS R10」は2022年に「EOS R7」と同時に発表されたため、そろそろモデルチェンジのタイミングだと考えられる。さらに、年末にはより望遠のレンズを搭載したPowerShot Vシリーズが登場するとみられ、これは「PowerShot V3」と呼ばれる可能性がある。「Gシリーズ」の刷新もささやかれており、名称が「G」となるかどうかは不明だが、その方向で何かが進行しているようだ。

  • レトロ調のレンズ交換式カメラ:レトロデザインのミラーレスカメラが年末か来年初頭に登場予定で、これはAE-1の50周年を記念したものになると見られている。

 

今年の後半は、キヤノンからかなり多くの新型カメラが登場しそうですね。既に発表されているEOS R50 Vに加えて、EOS R7 Mark IIやEOS R10 Mark IIの登場も期待できそうな雰囲気なので、今年は噂通りAPS-C機が充実する年になりそうです。

EOS R6 Mark IIIに関しては、以前は米国の関税の影響で遅れるという噂が流れていましたが、どうやらそれ以外の何らかのハードやソフトの問題が発生している可能性が高いようですね。

その他ではレトロ調カメラが本当に登場するのかどうかが気になるところです。以前、キヤノンはレトロ調カメラには否定的な発言をしていましたが、他社のレトロ調カメラが好調なので方針転換をするのでしょうか。