リコーが「GR IV」の開発を発表、2025年秋に発売予定

リコーが「GR IV」の開発を発表しました。

Ricoh developing new GR IV with camera due later this year(DPR)

  • リコーは、レンズ固定式コンパクトカメラの最新モデル「GR IV」の開発を発表した。ハイライト拡散フィルターを内蔵したHDFバージョンも発売される。同社によれば、どちらのカメラも新しいレンズと新しいセンサー、新しい画像処理エンジンを搭載するということだ。

    GRシリーズの主要な価値は「高画質、高速レスポンス、携帯性」であると強調されているが、「新たなユーザーのニーズを満たすために求められる変更と改良も含まれている」と述べられている。

    GR IVの主な仕様:
    - 有効画素数2574万画素
    - 18.3mm F2.8レンズ(28mm相当)
    - 5群7枚構成(3枚はasph)の新レンズ
    - 5軸手ぶれ補正
    - 1/4000秒~30秒シャッター
    - 53GBの内部ストレージとUHS-I Micro SDカードスロット
    - 3.0インチ 1.037MドットLCD
    - 最大60pのフルHDビデオ
    - 109.4 x 61.1 x 32.7mm
    - メモリーカードとバッテリー込みで262g

    公開された仕様にはフラッシュに関する記述はない。リコーによると、GR IIIの生産は2025年7月に終了し、後継機種は2025年秋に発売予定だ。GR IIIxの生産と販売は当面継続される。

ricoh_GRIV_kaihatsu_20250522_001.jpghow2fly氏の噂通り、リコーがGR IVの開発を発表しました。GR IVはレンズとセンサー、画像処理エンジンが新型に換装されるということなので、外観はほとんど変わっていませんが、中身は非常に大きなモデルチェンジになりそうです。画像からレンズの焦点距離やF値が変わっていないことが見て取れますね。

[追記] 国内でもGR IV開発のプレスリリースが公開されました。背面の操作系は少し変更されているようですね。

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