キヤノンのAPS-C対応F値一定ズームの有力候補は「RF-S18-50mm F4 IS STM」?

Canon Rumorsに、以前から噂されているキヤノンのF値一定のAPS-Cズームの有力候補となる特許の実施例が紹介されています。

Constant Aperture APS-C Zoom on the Horizon? Canon Patents RF-S 18-50mm f/4 IS STM Optical Design

  • F値一定のAPS-Cズームの登場は近い? キヤノンRF-S18-50mm F4 IS STMの光学系の特許がある。

    キヤノンはレンズをできるだけ小型化するための研究開発を続けているようだ。レンズの小型化を扱った特許が複数公開されており、過去1年間にRF28-70mm F2.8 L IS STMやRF16-28mm F2.8 L IS STMなどの小型フルサイズ対応レンズもいくつか登場している。

    キヤノンが同様に小型でF値一定のAPS-Cレンズを発売するのは理にかなっているだろう。キヤノンの特許で興味深い光学設計は、RF-S18-50mm F4 IS STMだ。

    焦点距離: 18.54-52.02
    F値: 4.10
    半画角:33.06-14.50
    画像の高さ: 13.66
    全長: 130.47
    バックフォーカス: 14.72-14.72

    F4 にすることで非常に小型になる。F2.8 が必要な場合は、RF16-28mm F2.8L IS STM を選択することができる。このレンズ設計は理にかなっているが、特許が必ずしも製品化されるとは限らない。

 

特許の光学系の「全長」は前玉からセンサー面まで長さを表しているので、RF-S18-50mm F4の全長はフランジバック分を引いた110mm前後になると思われます。

これはフルサイズ用のRF24-70mm F2.8Lより約15mmほど小さくなっていますが、シグマの18-50mm F2.8 DC DNは全長74.5mmなので、それに比べるとF値が1段暗い割には結構大きいですね。ただ、キヤノンはISが付いているので、それを考慮すれば納得できるサイズでしょうか。