ソニー「α7SIV」や「α7V」に関する信憑性不明の噂

SonyAlphaRumorsに、ソニーのα7SVIやα7V、FX8などに関する信憑性未確認のいくつかの噂が紹介されています。

Wild rumors roundup: A7sIV and FX8

  • これらの噂は発信者が知らない人で90%は間違っているだろう。しかし、過去にはいくつかは正しい噂もあったので、本日はこれらの噂を投稿しようと思う。もし正しいと分かれば、その情報筋をもう少し信頼できるだろう。

  • ソース1:α7SIVとFX3II(FX4)は、グローバルシャッターや部分積層型センサーを採用していない。2層トランジスタ画素技術を備えた完全な積層型センサーを採用することで、ダイナミックレンジと高感度性能を劇的に向上させている。このセンサーが2400万画素かどうかは不明だが、6k60pオーバーサンプリングや4k120pを考慮すると2100万画素程度の可能性もある。

  • ソース2:ソニーが今年中にFX9の後継機を発売する当社に通知してきたが、製品名は「FX9II」ではなく「FX8」になる。これは、サイズを抑えるために外付けの音声録音モジュールを取り外し可能にしているためだ。FX8は、より強力な冷却システム、8.5段 / 7.0段のIBIS、可変NDフィルターを搭載しており、ボディはFX9より長くなっている。FX8のハイライトは、新たに開発された16stopの階調を持つ、動画向けのフルサイズ12Kセンサー(有効画素数約8100万画素、有効撮影領域35.8mm×20.1mm)で、ローパスフィルター付きだ。フルサイズ12K30fps、6K(ビニング)60fps、3.8K(ビニング10.4倍クロップ)最大120fps。

  • ソース3:中国・江蘇省の無錫市で、新しいソニーEマウントカメラを手にしている人を見かけた。その人はソニー無錫工場の従業員ではなく、一般的なSNSインフルエンサーだ。そのカメラはα1 IIとほぼ同じデザインで、大きくて深いグリップを備えていた。ただし、EVFはα1 IIよりやや小さく、左側のダイヤルがない。画面を見た限りでは、表示されていた解像度は3300万画素だった。メニュー画面の構成も変更されているようだったが、表示が一瞬だったため、はっきりとは確認できなかった。この未発表の新モデルはEVFが小さくなっていることから、α7Rシリーズやα7Sシリーズではないのは明らかだ。

  • ソース4:ソニーの担当者が「まもなく新しいカメラが登場する」と話していたそうだ。正確な名前は覚えていないとのことですが、Venice(ヴェネチア)やBurano(ブラーノ)のような、また別のイタリアの地名のような名前だったと言っていた。そのカメラはフルサイズ6Kで、キヤノンC400と競合するモデルになるそうだ。FX9がディスコンになった今、8KのBuranoと競合しないフルサイズ6Kカメラが出てくるのは理にかなっていると思う。

 

いずれも信憑性の低い情報なので話半分に聞いておいた方がよさそうです。ソース1ではα7SIVが高感度に強い2層トランジスタ技術が採用されると述べられていますが、これが事実なら、ノイズが多いという積層型のウィークポイントが解消されることになりますね。

また、ソース3のカメラはα7Vのことを言っている可能性が高いと思われますが、α1IIのボディを採用し、EVFはややα1IIよりも小さく、画素数は3300万画素のままと、実際に有り得そうな仕様という印象です。