キヤノンが「EOS M6 Mark II」をリメイクしたら大ヒットするだろう

DigitalCameraWorldに、キヤノン「EOS M6 Mark II」のリメイクに関する意見記事が掲載されています。

This is the best camera you didn't know about: the Canon EOS M6 Mark II

  • Canon EOS M6 Mark IIは、その価値を全く認められなかったカメラでこれは本当に残念なことだ。まさにこのカメラこそが、現在のキヤノンのミラーレスカメララインナップに欠けているカメラだ。もしキヤノンがEOS M6 Mark IIをリメイクしたら、きっと大ヒットするだろう。

    EOS M6 Mark II は、3250万画素センサーを搭載したEOS Mシステムの最後の傑作で、多くのEOS Mシリーズカメラとは異なり、デュアルダイヤルを搭載していたため、本格的なマニュアル撮影をする人にとって真の選択肢になるカメラだった。

    EOS M6 Mark IIは4K 60p動画撮影と14fps連写(クロップで30fps)が可能な素晴らしい性能だが、真に際立っているのはフォームファクターだ。キヤノンはフォームファクターを再検討しないことで大きなチャンスを逃している。

    EOS M6 Mark IIは手に持った時の感触が素晴らしく、ほぼ完璧な重量感とバランス、そして完璧な形状のショルダーとグリップが印象的だった。α6600に少し似ているが、より持ちやすく、そして重要なのは、EVFがなく、外付けEVFが提供されていることだ。

    EOS RシリーズはどれもEVFを搭載しており、ファインダーの出っ張りが大きいためボディがかなりかさばってしまう。α6700やZ30のような、洗練された小型カメラを求める人もいる。そして、キヤノンEOS M6 Mark IIのフォームファクターはそれを可能にする。

    EOS Mシリーズの販売終了以来、キヤノンがEVF非搭載のミラーレスカメラの発売したのは7年間でEOS R50 Vのみで、しかも、これは動画撮影用カメラだ。

    誰もがファインダーを求めているわけではない。α6000のような小型のカメラを求めている人も少なくないだろう。キヤノンは、長らく放置してきたこのフォームファクターを復活させることで、こうした両方のニーズに応えることができるだろう。

    EOS M6 Mark IIでの撮影は、ここ数年でキヤノンのカメラで味わった中で最も純粋な喜びだった。もしあのフォームファクターが復活したら、真っ先に購入したいと思う。

 

ソニーのα7CIIが大ヒットしているので、レンジファインダースタイルのカメラにはかなり需要がありそうですが、ここで提案されているEVFレスで外付けEVFのカメラはマーケティング的にはどうでしょうかね。

EOS M6 Mark IIと同じような形状のカメラがRFマウントにも1機種あってもよさそうだとは思いますが、Vlog機以外で作るとしたら、α7CIIと同じようなEVF内蔵機になる可能性が高そうな気もします。