Lensrentalsの創業から19年で最もレンタルされたカメラは「EOS 5D Mark III」

Lensrentalsが創業以来の19年間で最もレンタルされたカメラとレンズのトップ20を公開しています。

Most Popular Rentals of the Last 19 Years

  • 今月、Lensrentals.comは創業19周年を迎えました。この記念すべき月を祝して、いくつかのブログ記事を公開している。ここでは、毎年恒例の「最も人気のあったレンタル機材ランキング」を、19年間のデータに拡大して振り返る。どの機材が画期的なものだったのかを知る良い機会になるだろう。

    過去19年間で最もレンタルされたカメラ TOP20

    1.キヤノン 5D Mark III
    2.キヤノン 5D Mark IV
    3.ソニー α7 III
    4.キヤノン EOS R5
    5.キヤノン EOS R6
    6.ソニー α7S II
    7.ソニー α7S III
    8.キヤノン EOS R
    9.キヤノン 5D Mark II
    10.キヤノン 6D
    11.ニコン D750
    12.キヤノン 6D Mark II
    13.キヤノン 7D Mark II
    14.ニコン D850
    15.キヤノン EOS R6 Mark II
    16.キヤノン EOS R3
    17.キヤノン EOS C300 Mark II
    18.キヤノン EOS C70
    19.キヤノン EOS C200
    20.ソニー FX3

    「キヤノン 5D Mark III」は2012年3月に登場して以来、今でもAmazonで新品が購入でき、弊社でも現役でレンタルされている。13年以上経った今でも、数多くの現場で使用されているという事実が、このカメラの優秀さを証明している。

    注目すべき点は、ニコンの登場が11位と遅いことだ。これは近年、キヤノンとソニーが圧倒的に市場をリードしていることを示している。1990年代後半から2000年代初頭にかけての地位を、ニコンが取り戻せるかどうかは、今後の技術革新にかかっているだろう。

    過去19年間で最もレンタルされたレンズ TOP20

    1.キヤノン EF24-70mm F2.8L II
    2.キヤノン EF70-200mm F2.8L IS II
    3.キヤノン EF50mm F1.2L
    4.キヤノン EF70-200mm F2.8L IS III
    5.キヤノン RF 70-200mm F2.8L IS
    6.キヤノン EF85mm F1.2L II
    7.キヤノン RF 24-70mm F2.8L IS
    8.ソニー FE 24-70mm F2.8 GM
    9.キヤノン EF100mm F2.8L IS Macro
    10.ソニー FE 70-200mm F2.8 GM OSS
    11.キヤノン EF70-200mm F2.8L
    12.キヤノン EF35mm F1.4L II
    13.キヤノン EF16-35mm F2.8L II
    14.キヤノン EF24-105mm F4L IS
    15.キヤノン RF 28-70mm F2L
    16.キヤノン EF24-70mm F2.8L
    17.キヤノン EF100-400mm F4.5-5.6L IS II
    18.ニコン 24-70mm F2.8G ED AF-S
    19.ニコン 70-200mm F2.8E FL ED VR
    20.シグマ 35mm F1.4 DG HSM Art

    例年のランキングを見ていた方は、この結果は予想通りかもしれない。24-70mmのズームは特に人気が高く、5種類もランクインしている。さらに、70-200mmのレンズも6本ランクインしている。

    個人的に嬉しいのは、私のお気に入りレンズのである「EF100mm F2.8L IS Macro」が9位に入ったことです。

 

Lensrentalsの創業はデジタル一眼レフの全盛期なので、レンタルのランキングに一眼レフや一眼レフ用のレンズが多いのは納得がいきますね。

機種別では一眼レフの人気機種EOS 5D Mark IIIとEOS 5D Mark IVが1位、2位、そしてミラーレスの人気機種α7 IIIが3位と、いずれもどれが上位になっても納得のいくカメラですね。ただ、ニコンの一眼レフが上位に入ってこないのは少々不思議です。

レンズに関してはボディ以上にキヤノンが強いという印象ですが、過去19年間の集計だと多くが一眼レフ用レンズで、ミラーレス用のレンズはまだまだ少ないですね。内容的には大三元ズームや、F1.2クラスの単焦点レンズなど、超望遠の大砲を除いたハイエンドが中心のようです。