キヤノンが「これまでにないスペックのズーム」を準備中?

Canon Rumorsに、キヤノンの史上初のスペックの新しいズームレンズに関する噂が掲載されています。

A Never Before Seen Lens Coming From Canon

  • 2025年の最後の3~4か月は、キヤノンの主要な製品の発表や出荷が行われる時期になるだろう。これは、2024年にCinema EOSやRFレンズが発表された時期と同じだ。

    非常に信頼できる情報筋から、キヤノンが「キヤノン史上初のズームレンズ」を発表する予定だと聞いた。このレンズは大きな白レンズではなく、汎用レンズだ。汎用レンズの定義は人それぞれだが、16~135mmあたりのズーム域あたりになると思う。

    RF28-70mm F2L USMの後継機についての言及もあったが、ソニーがこのレンズの軽量バージョンをリリースしているので、この言及にも何か意味があるのかもしれない。

    現行レンズと何が違うのだろうか? より小型で軽量な24mmスタートのRF24-70mm F2Lがラインナップに加われば、3000ドル以上という価格でも購入してくれる人が増えるだろう。

    サイズと重さを抑えながら大口径ズームを設計する場合、24mmと28mm の間には大きな違いがある。

    24-70mm F2Lは可能性の1つだが、全く別のものになる可能性もある。もしかしたら、F値が2未満のズームレンズになるかもしれない。

    また、キヤノンはRF-Sシリーズに魅力的なAPS-C用レンズをいくつか必要としているが、「史上初」のAPS-C用レンズをリリースするのは、キヤノンらしいやり方ではないかもしれない。

 

キヤノンの史上初のズームがどのようなレンズになるのか興味深いところですね。詳細は不明ですが、16mm~135mmに収まるズーム域ということなので、広角ズーム、標準ズーム、高倍率ズームいずれの可能性もありそうです。

RF24-70mm F2Lが候補の1つに挙げられていますが、現行のRF28-70mm F2Lが古くなってきているのでこれは有り得そうですね。ライバルのソニーがRFよりもずっと軽量なFE28-70mm F2 GMを投入してきたので、キヤノンは24mmスタートで差別化するのでしょうか。

また、F2未満の明るさのズームの可能性についても触れられていますが、そこまでの明るさになると簡単には買えない価格になってしまいそうですね。