ソニーが「RX1R III」を正式発表

ソニーが、6100万画素フルサイズセンサーを採用したハイエンドコンパクトカメラ「RX1R III」を正式に発表しました。

レンズ一体型コンパクトカメラの最上位機種『RX1R III』発

  • ソニーは、レンズ一体型コンパクトカメラの最上位機種として、フルサイズイメージセンサー搭載の『RX1R III』を発売する。発売日は8月8日、オープン価格(市場推定価格は税込み66万円前後)。
  • 有効約6100万画素のフルサイズ裏面照射型Exmor R CMOSイメージセンサーとBIONZ XR画像処理エンジンを搭載し、高解像度と高感度・低ノイズ性能、広いダイナミックレンジを実現。
  • 一体型のレンズにはZEISSゾナーT* 35mm F2レンズを搭載。レンズの光軸とイメージセンサーの撮像面の位置をミクロン単位で1台ずつ最適化することにより、高い光学性能とレンズユニットの小型化を実現。
  • マクロリングは即座にマクロモードへの切り換えが可能で、被写体に20cm(最大撮影倍率:0.26倍)まで近づくことができる。
  • FL2とFL3を加えた全12種類のクリエイティブルックを搭載。
  • 最新のAIプロセッシングユニットを搭載しており、被写体の形状や動きを高精度に認識し、瞳や人間の胴体、頭部の位置をより高精度に認識できる。被写体認識AFは静止画と動画両方で使用でき、人物や動物、鳥、昆虫、車/列車、飛行機などの幅広い被写体を認識。
  • 外形寸法約113.3mm × 約67.9mm × 約74.5mm(幅 × 高さ × 奥行き)、質量約498gで本体上面に凹凸のないフラットな小型軽量ボディを実現。
  • 高解像かつ高コントラストな約236万ドットXGA OLEDを採用した、倍率約0.70倍の電子ビューファインダーを搭載。

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RX1R III は事前のリークなしでいきなり発表されましたね。スペック的にはセンサーが6000万画素に高画素化され、AIチップを搭載して高度な被写体認識に対応した正常進化モデルと言ってよさそうです。

ボディデザインは、ダイヤルがボディ上面と高さが揃えられていて上部がフラットになっているのが特徴的ですね。また、EVFはポップアップ式ではなくなっているようです。

価格は市場推定価格で66万円と、RX1R IIよりもかなり高くなっているようですが、これは物価上昇と円安を考えれば仕方のないところでしょうか。