ニコン映像事業部の2025Q1は減収減益

ニコンが2026年3月期 第1四半期の決算を発表しています。

決算短信・決算説明会資料

  • 当第1四半期連結累計期間(2025年4月1日~2025年6月30日)は、映像事業においては、デジタルカメラ市場は販売台数・金額とも堅調に推移した。
  • 映像事業においては、新製品「Z5II」や「Z50II」等を中心としたミラーレスカメラ及び交換レンズの販売は好調に推移したが、製品ミックスの変化や為替影響による平均販売単価の下落に加え、関税影響もあり、減収減益となった。
  • 通期の事業環境は、映像事業においては、デジタルカメラ市場は堅調に推移すると見込まれる。

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2026年Q1の映像事業部は減収減益で通気見通しも下方修正と、数字的にはだいぶ後退していますが、主要因は為替と関税で、製品自体は良く売れているようですね。ただ、売れ筋製品がZ5IIやZ50IIなどの単価の低い製品に変化しているようなので、それも影響しているのかもしれません。今後はZ9IIなどの高単価の製品の登場も噂されているので、ニコンの巻き返しに期待したいところです。