リコー「GR IV」の詳細スペック

中国で行われたリコーのGR IVの内覧会の内容(詳細スペックなど)がリークしています。

Full Ricoh GRIV presentation leaked in China!(Mirrorless Rumors)

  • リコーGR IVが中国での記者発表会でお披露目され、その全情報がリークされた。以下はGRのスペックだ。

    - モデル名:Ricoh GR IV
    - センサー:APS-C BSI CMOS、 有効解像度 25.73MP
    - プロセッサー:GR Engine 7
    - レンズ:18.3mm f/2.8(35mm換算 28mm)、7群5枚構成(非球面2枚)
    - 手ブレ補正:5軸ボディ内補正、最大6段分
    - 最大解像度:6192 × 4128
    - ビット深度:14bit RAW
    - ISO感度:ISO 100~102,400(拡張で ISO 204,800)
    - シャッタースピード:メカニカル 300秒~1/4000秒、電子シャッター最大1/16000秒
    - NDフィルター:内蔵2段分
    - 連写性能:最大約12コマ/秒
    - 動画:4K 30p、フルHD 24p / 30p / 60p
    - AF方式:位相差+コントラスト検出ハイブリッドAF
    - 顔・瞳検出:対応
    - 被写体認識:人物・動物・乗り物(AIベース)
    - タッチフォーカス&トラッキング:対応
    - ホワイトバランス:オートWB(標準 / 白優先 / 暖色)
    - シーン認識:対応
    - AI露出&スキントーン:AI処理による描写向上
    - モニター:3.0型LCD、184万ドット、固定式、タッチパネル
    - ファインダー:非搭載
    - ボディ材質:マグネシウム合金
    - サイズ:109.4 × 61.0 × 33.4 mm
    - 重量:バッテリー込みで約275g
    - バッテリー寿命:CIPA規格 約290枚
    - 充電:USB-C充電対応
    - メディア:SDカードスロット(UHS-I)+ 内部ストレージ53GB
    - 通信機能:Wi-Fi、Bluetooth、USB-C(データ&充電)
    - フィルム効果:ポジフィルム、ブリーチバイパス、モノクローム、ソフトモノトーンなど10種類以上
    - スナップフォーカス / ゾーンフォーカス:対応
    - インターバル撮影 / 多重露光:対応
    - USBストリーミング:非対応
    - リモート操作:スマホアプリ経由
    - 予想価格(日本):149,800円
    - 発売予定:2025年秋


  • GR IIIからの主な進化点

    - 画面中央から端までのシャープネス向上
    - 高屈折率・低分散ガラスとガラス非球面レンズを適切に配置し、レンズユニットを薄型化
    - 鏡筒機構の刷新により起動時間短縮
    - AF速度向上
    - 露出補正をボタン操作に変更し、直感的で素早い調整が可能
    - Image Control "Cinema":過去の映画色調を参照する新機能
    - LCDモニター輝度を自動調整するAUTOオプション追加
    - UV/IRフィルターに防汚・防静電コーティング採用
    - 内部ストレージ53GB搭載
    - 大容量1800mAhバッテリー(DB-120)
    - GR史上最速の起動時間:0.6秒
    - エフェクトの「強さ」を細かく設定可能
    - 新開発 GR ENGINE 7
    - 5軸6段分の手ブレ補正
    - 「オートWB(白優先)」追加

 

GR IVは画像処理エンジンやレンズが新しいものに変わっていて、連写性能、動画性能などが大幅に改善されていますね。AFも被写体認識が追加されて、スペック上は申し分がないものになっています。その他には、モニタの解像度や手ブレ補正の効果、バッテリーライフも改善されていますね。大容量の内蔵ストレージも便利そうです。

GR IVは外観こそそれほど変わっていませんが、内部的にはかなり大幅に進化していますね。起動時間の短縮とAFの進化で、スナップ機として更に使いやすくなりそうです。