キヤノンが9月初めにFX30対抗のコンパクトCinema EOSを発表?

Canon Rumorsに、キヤノンのEOSシリーズの新しいコンパクトシネマカメラに関する噂が掲載されています。

Canon To Announce New Compact Cinema EOS Camera

  • キヤノンはついに、Cinema EOSシリーズでソニーFXシリーズに真っ向から勝負を挑むようだ。

    キヤノンは、Cinema EOSのAPS-C版を最初に発表すると予想している。このカメラはFX30と競合することになり、キヤノンが3年もの歳月をかけて開発を進めてきたことを考えると、FX30よりはるかに優れたスペックを持つカメラになる可能性が高いだろう。

    新型カメラの詳細な仕様は現在不明だが、発表は近日中だと思われる。キヤノンはこのカメラにマーケティング力を入れる予定だ。

    全く新しいAPS-Cセンサーが登場する可能性はかなり高いと考えている。EOS R1と同等の読み出し速度の新型センサーが期待されている。EOS R1のローリングシャッターは最速で、同等の性能を持つAPS-Cセンサーの開発は、キヤノンにとってそれほど難しいことではないはずだ。

    キヤノンが Cinema EOS C700 GS 以来のグローバルシャッターセンサーを搭載するとは思えないが、多少の期待を持つのはかまわないだろう。

    キヤノンは今年、動画撮影を念頭に設計されたEOS R50 Vを投入した。これは価格を考えると非常に価値のある製品だ。キヤノンが650ドルのカメラでそれができるのなら、動画に重点をおいてゼロから開発された2000~2500ドルのカメラで何ができるのかを見るのは刺激的なことだ。

    このCinema EOSの発表は9月の第1週になる予定だ。アムステルダムで開催されるIBC 2025見本市は9月12日に開幕し、キヤノンは新型Cinema EOSを披露するはずだ。

 

以前から噂されていたキヤノンの動画志向のEOSですが、どうやらFX30対抗機になるようで、このクラスのカメラなら業務用機でも一般のアマチュアが使える価格帯になりそうですね。

Canon Rumorsは、このカメラでEOS R1並みの高速ローリングシャッターセンサーが採用されると予想しており、これが実現すれば訴求力の高い製品になりそうです。