リコー「GR IV」は起動時間が短くシャッターチャンスに強いカメラ

Mirrorless Rumorsで、リコーGR IVのレビュー動画が紹介されています。

First review of the upcoming new Ricoh GR IV

  • Sumuelが新型のリコーGR IVのテストを行っている。私はこのカメラはきっと大人気になると思う!(以下、Samuel StreetlifeのYouTube動画より)

  • 全体的なデザインはGR IIIと同様のシンプルでフラットな形状だが、角やエッジの処理がより滑らかで持ちやすくなっている。マット仕上げの外装は手触りが良く、指紋や汚れが付きにくい。
  • グリップは握りやすさが向上しており、小指までしっかり収まる感触で、長時間のスナップ撮影でも疲れにくそうだ。
  • 背面のボタン配置が見直され、GR III よりも誤操作しにくい印象だ。GR IVは右手親指だけで主要な操作が完結できるバランスの良さがある。
  • 新しい露出補正レバーはGR1/GR2時代のようなロッカースイッチ形状に戻り、直感的に操作可能だ。
  • ユーザーインターフェースは、タッチパネルの反応が速く、スクロールやメニュー選択がスムーズ。撮影時のタップAFも快適で、誤反応はほとんどない。
  • AFは、GR III よりも明らかに初動が速く、シャッター半押しから合焦までの時間が短い。動く被写体への粘りが向上し、歩行者や自転車程度であればスムーズに追従可能だ。また、暗い環境でも迷いが少なく、スナップ用途で安心感がある。
  • シャッターの作動音は控えめで、街中や静かな場所でも気にならない。
  • 発色はニュートラル寄りで、後処理の自由度が高そうだ。JPEG撮って出しでも立体感があり、輪郭はシャープだ。レンズの開放の描写は柔らかく、絞るとカリっと解像する印象だ。
  • GR IVはポケットに入るサイズでありながら、しっかりしたグリップと操作系を備えるため、「持ち出す気にさせるカメラ」だ。電源ONから撮影可能までの時間が短く、シャッターチャンスにも強い。

 

GR IVは以前にリークしたスペックリストからかなり進化していることが判明していましたが、実際の使用でも起動速度やAF性能がかなり改善されているようで、大いに期待できそうです。グリップなどのエルゴノミクスや操作性が良くなっているのもポイントが高いですね。