リコー「GR IV Monochrome」は当初2025年中の予定だったが来年になるかもしれない?

Fuji Rumorsに、リコー「GR IV Monochrome」に関する噂と、富士フイルムのコンパクトカメラに対する意見記事が掲載されています。

Wake Up, Fujifilm: Ricoh GR IV Pre-Orders Soar, Monochrome on the Way

  • リコーGR IVが2025年の早い時期に登場すると述べていたソース(これは開発発表だったので、この噂は間違ってはいたが、それでもこのソースは信頼できると考えている)と同じソースによると、リコーがGR IVモノクロームを発売する計画だということだ。GR IVモノクロームは当初は2025年の予定だったが、GR IVに膨大な予約注文が入っているので、私はGR IVモノクロームは遅れる可能性があると見ている。

  • リコー GR IVの予約は絶好調だ。現時点で富士フイルムには、このリコー GR IV に真正面から対抗するカメラがない。確かに X100VI も固定レンズという点では共通するが、X100VI はむしろ「ビューファインダーを重視する人」「クラシカルな操作感やヴィンテージな美学を好む人」にアピールするカメラだろう。

    一方、リコー GR IV は「とにかく持ち運びやすさを最優先」に設計されている。真の競合機は「X80」になるはずだ。しかしこれまでX70後継機は登場していない(XF10 は X70 の後継ではない)。これは間違いだと思う。リコー GR IV は「ポケットに入る強力なレンズ固定式カメラ」が復活していることを証明しており、富士フイルムはその波に乗り遅れている。富士フイルムよ、X80 をできるだけ早く出して欲しい!

 

GR IVモノクロームの噂は以前からSARで流れていましたが、Fuji Rumorsのソースも確認したようなので、実際に登場する可能性が高そうですね。ただ、当分はGR IVのバックオーダーは捌けないと思われるので、あまり早い時期のGR IVモノクロームの発売は期待しない方がいいかもしれません。

また、Fuji Rumorsは富士フイルムにGR IV対抗機を期待しているようですが、富士フイルムのハイエンドコンパクトは、X100シリーズが長期間生産が追いつかないほど売れているので、敢えて他社の強いカテゴリに対抗機を出さなくてもいいと考えているのかもしれませんね。