KODAKがCNNの「事業停止の危機」報道を否定

DigitalCameraWorldに、CNNの「事業停止の危機」報道に対するKODAKのコメントが掲載されています。

BREAKING: Kodak hits back at "misleading" bankruptcy rumours

  • コダックは「来年には実質的に純負債ゼロ」になる見通しであると述べ、メディアによる破産報道を否定した。同社は、今のところ事業停止や破産申請をする意図は一切なく、自らの財務義務を管理できるとの自信を強調した。

    撤退どころか、コダックは現存する債務および優先株を、期限前に返済・延長・再金融することを目指していると述べた。同社は、計画されている取引が完了した暁には、来年初頭には非常に健全なバランスシートを持ち、「実質的に純負債ゼロ」の状態になると予想している。

    コダックは自社の事業運営は安定しており、自立的に成り立っていると述べた。2025年第2四半期に使用した現金はわずか300万ドルで、その大部分は成長投資に充てられた。これは前四半期と比べて大きく改善している。同社はまた、年金取引によって得られる資金を日々の運転資金に充てる意図はないことも明確にした。

    声明は次の自信に満ちた言葉で締めくくられた。

    「要するに、コダックはすべての義務を果たす計画に自信を持っており、将来に楽観的だ」

 

CNNから「KODAK、事業停止の危機か」という報道が出て、KODAKの反応が注目されていましたが、今回のメッセージではCNNの報道を完全否定していますね。これがCNNの完全な誤報だったのか、それともKODAKが厳しい状況にあること自体は事実なのかが気になるところです。