キヤノンはコンパクトカメラの生産を拡大する

DigitalCameraWorldに、キヤノンのコンパクトカメラの計画に関する記事が掲載されています。

Canon is planning to increase production of trendy compact cameras

  • キヤノンは2025年上半期の決算の中で、写真家やビデオグラファーにとって重要な2つのことを明らかにした。それによると、需要に応えるためコンパクトカメラの生産は増加するということだ。しかし、関税による更なる値上げも計画されている。

    キヤノンは2025年後半の予測において、需要の高い従来型コンパクトカメラの生産も拡大すると述べている。「イメージング事業については、人気の新製品EOS R50 Vの販売を拡大する計画だ。さらに、コンパクトカメラ事業では、新製品のPowerShot Vシリーズの販売を拡大するとともに、供給が需要に追いついていない従来型モデルの生産も拡大する」

    重要なのは、キヤノンがどのカメラモデルの生産拡大を予定しているかを明らかにしていないことだ。しかし、キヤノンの米国ウェブサイトで長らく在庫切れとなっているコンパクトカメラ3機種について言及している可能性があるだろう。それは、PowerShot G7 X Mark III、PowerShot G7 X Mark II、そしてPowerShot SX740 HSだ。キヤノンは複数のモデルと説明しているため、今回の生産拡大は、少なくともG7Xモデル1機種が含まれる可能性が高いと考えられる。

    コンパクトカメラの人気が再燃し始めたのはごく最近で、メーカーは新たな需要への対応に苦戦している。そのため、中古品やサードパーティの販売業者による価格が高騰している。

 

これは決算報告書からの引用なので、コンパクトカメラの生産拡大は噂ではなく確定事項ですね。生産が拡大されるのは新しいVシリーズのカメラだけなく、従来のPowerShotシリーズも含まれるようなので、スチル機のコンパクトが欲しい方にはこれは朗報ですね。