DigitalCameraWorldに、パナソニックの新しいLマウント用の超望遠ズーム「LUMIX S 100-500mm F5-7.1 O.I.S.」のレビューが掲載されています。
・Panasonic Lumix S 100-500mm f/5-7.1 O.I.S. review: a super zoom
- 2,099ドルのLumix S 100-500mmは、他のカメラメーカーの同様の焦点距離のレンズと比較すると非常にリーズナブルだ。しかし、シグマはLマウントで、はるかに低価格で2つの優れた競合製品(100-400mmと150-600mm)を提供している。
- このレンズは1,285g、長さ196.1mmと、依然としてかなり重いレンズではあるが、ライバル製品と比較すると、その差は歴然だ。これはパナソニックのエンジニアによる素晴らしい成果であり、野生動物やスポーツ撮影用のレンズを持ち歩くのにうんざりしている人にとっては非常にありがたいレンズとなるだろう。
- Sシリーズレンズの新機能として、ズームリングの重さを「タイト」と、「スムーズ」の2つのモードから選択できる機能が追加されたが、この2つのモードの違いは、はっきりとは感じ取れず、常に少し固く感じた。
- 実写テスト:光学性能は素晴らしく、驚くほどコンパクトなサイズと軽さを考えるとなおさら素晴らしい。中央は全域で非常に優れており、隅は開放では望遠側にいくにつれて若干甘くなるが、それほど気にならない。背景のボケは実に素晴らしい。自動補正との組み合わせで色収差、歪曲、周辺光量落ちも上手く制御されており、実写テストではこれらは全く目立たなかった。
- パナソニックの手ブレ補正は業界でトップレベルだ。このレンズに搭載されている新しい手ブレ補正ユニットは驚異的な性能で、500mmでの撮影でも非常に安定しており、また、レンズの動きの方向を的確に捉えてくれるので滑らかなパンニングも可能だった。この安定性は被写体を追いかける際に大きな違いを生み出す。
- AFは非常に高速で静かだ。近距離から遠距離まで驚くほど速くフォーカスする。パナソニックのAFは動体の追尾性能では少し不安定で、キヤノンやソニーにはまだ及ばないが、動物の体や瞳を捉える性能はまずまずだ。
- (ラボテスト:解像力)中央は100mmでは素晴らしく、望遠側ではやや劣化するもののそれでも非常に良好だ。周辺部の解像力は凡庸だが、焦点距離や絞り値に関わらず非常に安定している。
- (ラボテスト:色収差)自動補正を使用しなくても、全ての焦点距離で色収差は驚くほど少ない。
- (ラボテスト:歪曲):歪曲は最小限で全ての焦点距離で一貫して糸巻き型だ。
- 結論:100-500mm F5-7.1で最も驚くべきはその携帯性で、野生動物やスポーツなどの撮影用にバッグに入れて持ち運ぶのに最適だ。優れた手ブレ補正により、極端に長い焦点距離でも手持ち撮影が完全に可能だ。画質も素晴らしく、ズーム全域でシャープで安定した画質が維持されている。しかし、新しいズームリングは「タイト」と「スムーズ」でほとんど違いを感じない。このレンズはモンスター級のレンズを持ち運んだりせずに超望遠を使いたいLマウントユーザーに、ギャップをうまく埋めてくれるレンズだ。
- 長所:際立った性能の手ブレ補正、ズーム全域で優れた画質、焦点距離の割りに軽量コンパクト。
- 短所:ズームリングの「スムーズ」「タイト」は大きな違はない。
パナソニックの100-500mm F5-7.1は非常に軽量コンパクトですが、ズーム全域でこの種のレンズとしては十分な光学性能で、AFも驚くほど速く、手ブレ補正も驚異的な性能と、申し分の無い評価になっているという印象です。
動体追尾性能に関してはライバルに及ばないようですが、これはレンズというよりボディ側の問題が大きそうですね。また、ズームリングの重さを変更する機能に関しては、設定で違いを感じられなかったと述べられていますが、これはテストした個体の調整不足でしょうか。
ネコのたま
テレコンで1000ミリ
暗いけど パナの高感度耐性
それと 超強力な手振れ補正
それにこの軽さの三点セットで
振り回せる超望遠の完成しますね
しかも 描写性能も良さそう
購入決定です 手持ちのm4/3の100-400の
出番が減りそうです