キヤノンが、VCMシリーズの大口径中望遠単焦点レンズ「RF85mm F1.4 L VCM」を正式に発表しました。
・Canon adds classic portrait lens to its F1.4 lineup(DPR)
- キヤノンは、クラシックなポートレート焦点距離と大口径を備えた単焦点レンズ、RF 85mm F1.4 L VCM を発表した。
- このレンズはデジタル補正を利用しているが、必須ではないため、必要に応じて補正を解除することも可能だ。このレンズは20mm、24mm、35mm、50mmのVCMレンズと同じ76.5 x 99.6mmの鏡筒に収められている。フィルター径も共通で、67mmだ。
- レンズ構成は10群14枚で、超低分散(UD)レンズ1枚とガラスモールド非球面レンズ1枚を採用している。
- 後端レンズ2枚には、フレアとゴーストを低減するキヤノン独自の「エア・スフィア」コーティングが施されている。
- レンズ重量は636gとなり、シリーズの中で最も重いレンズとなる。他の姉妹レンズと同様に、絞りリングを備え、防塵・防滴設計だ。また、フッ素コーティングにより、前端レンズを汚れや水から保護する。
- 最短焦点距離は 0.75 m (29 インチ) で、最大倍率は 0.12 倍。
- 絞りリングのクリックレス機能(キヤノンサービスセンターにて有料)は、静止画だけでなく動画撮影にも適している。フォーカスブリージングも比較的少なく、ブリージング補正機能に対応したボディなら、実質的にブリージングは解消できる。
- 24、35、50mm レンズとは異なり、85mm にはフローティングフォーカスがないため、20mm と同様にナノUSMモーターは使用せず、ボイス コイルモーターのみを使用する。
- RF 85mm F1.4 L VCMは10月から推奨価格1649ドルで発売される予定だ。
噂通りRF85mm F1.4 L VCMが登場しましたね。このレンズはそのスペックから「サイズが少し大きくなるのではないか」という予想もありましたが、他のVCMシリーズのレンズと同じ大きさが維持されているので、ジンバルでも扱いやすそうです。
このレンズは85mm F1.4のレンズとしてはコンパクトで、RF85mm F1.2Lでは大きすぎる、RF85mm F2では物足りないという方にはちょうど良い選択肢になりそうです。
rocky
テザー広告の右端の影絵のような外観から、他のVCM単焦点と同サイズと同じくらいと思っていましたが、良くこの鏡筒に収めましたね。実売価格は248,000円程度でしょうか。既出のF1.2よりも携帯性に優れていて、F2.0より大きいボケが期待できるので、街角のスナップやポートレート撮影に最適でしょうね。
SSR
まだまだEF85mm F1.4L IS USMを使っています。
待ち望んでいたRFのF1.4の85mm。作例を見て落ち着いたら購入します。