相机Betaが、アクションカメラと360度カメラ市場の状況に関する記事を投稿しています。
- DJIがアクションカメラ市場の7割を掌握:Jiuqian Consultingの報告によると、DJIは世界のアクションカメラおよび360度カメラ市場で著しくシェアを拡大しているとのことだ。
アクションカメラ分野では、DJIの2025年第3四半期の世界売上シェアが66%に達し、従来の主導ブランドだったGoPro(シェア18%まで低下)を抜いて世界1位となった。Insta360は約13%のシェアを占めている。
360度カメラ分野では、DJIが7月31日に初の製品「Osmo 360」を発売してからわずか3ヶ月足らずで、中国のECチャネルにおいて49%の市場シェアを獲得。世界市場でも43%のシェアに達した。
市場実績としては、JD.comの「アクションカメラ・ゴールドランキング」でDJI Osmo Action 5 Pro、Osmo Nano、Osmo Action 4がトップ3を独占。さらに「Osmo 360」は発売から3か月未満で「屋外360度アクションカメラ売上ランキング」の首位に立ち、49日間連続で1位を維持している。
データによると、DJIはドローン分野での優位を保つだけでなく、映像技術と製品エコシステムの強みを活かして、世界のハンドヘルド映像機器市場でもリーダー的地位を確立している。
DJIのアクションカメラ分野での勢いはすごいですね。ライバルのGoProも新製品は投入していますが、シェアを奪い返すには至っていないようです。
新しく参入した360度カメラの分野でも、DJIはすでに5割近いシェアを達成しているとのことで、この分野でもInsta360を抑えてリーディングカンパニーになるのでしょうか。
あとは、何度も噂が流れているレンズ交換式ミラーレスカメラへの参入が実現するのかどうかが気になるところです。
ぱっかー
GoProは熱停止問題放置したのが致命傷になったね