ソニー「FX3II」の登場はまだしばらく先になる?

SonyAlphaRumorsに、映画業界のカメラの利用状況からのFX3IIの登場時期に関する推測記事が掲載されています。

Opinion piece, from a professional in the San Francisco Film Industry

  • 読者が、ソニーのFXシリーズ戦略について次のような興味深い意見を述べている。

    ソニーの FX3 II は、FX6 II が登場するまでは発売されないだろう:
    FX3とFX6は、映画業界では日常的に並行して使われている。ここサンフランシスコでは、ほとんどの現場でこの2機種が定番だ。

    この2機種は同じセンサーを搭載しているため、映像の質感が非常によく似ており、編集時にも違和感なく動画を混ぜて使える。

    もしソニーがFX6IIよりも先にFX3IIを出したら、FX6の市場が崩壊するだろう。なぜなら、「より小型で安価なのに上位機より性能が高い」カメラになってしまうからだ。

    したがって、ソニーがFX3を更新するなら、FX6を先に、もしくはFX6をFX3と同時に更新する必要がある。そして、現状の情報から判断すると、それは2025年中には起こらないと思う。

    具体的には、FX6は2026年2月にファームウェア更新が予定されおり、FX3はFX3aにアップデートされたばかりだ。そして米国ではFX3の価格が上昇している。さらに、FX2がFX3よりも控えめなスペックで登場した。これらは「FX3 / FX6の第2世代はまだ先」というソニーのメッセージだと感じる。

    また、ソニーが新モデルを出したとしても、現行機を手放して買い換えるプロは多くない。プロの現場では、投資に見合うだけの説得力が必要だ。私の周りでもFX6とFX3の組み合わせを使っている友人は多いが、皆とても満足しており買い替えるつもりはない。ソニーもそのことを理解しているはずだ。

    だからこそ、我々の想定よりも時間がかかるとしても、焦らずに真に革新的な製品を完成させてからリリースするという姿勢が賢明だと思う。

 

映画業界のFX6とFX3の使用状況や、ファームウェアのスケジュールからのFX3IIに関する予想記事ですが、説得力はあるような気がします。以前の噂では、FX3IIが近日中に登場すると述べられていましたが、もう少し時間がかかりそうな雰囲気ですね。