キヤノンがLレンズの高倍率ズームをいずれ投入するかもしれない?

Canon Rumorsに、キヤノンの特許の情報をベースにしたフルサイズ用のLの高倍率ズームの予想記事が掲載されています。

Canon Looking at Superzooms Again?

  • キヤノンはEF28-300mm F3.5-5.6L IS USMレンズを過酷な条件に耐えられるよう設​​計したが、このようなレンズがRFレンズのラインナップにないのは残念だ。RF24-240mmコンシューマーグレードのレンズで、そのような(タフな)レンズではない。

    特許(2025-142268)はレンズの枚数が多くLレンズの実施例のように見える。特許には「本発明によれば、小型で高倍率であり、光学性能に優れたズームレンズおよび撮像装置を提供することができる」と記載されている。

  • RF24-300mm F3.5-5.6L:キヤノンなら特許の実施例からおそらくこれを選択するだろう。これはEF28-300mmのほぼ完全な代替品になるが、少しワイドなので誰もが満足することだろう。また、他の実施例よりも全域で明るい。
  • RF24-400mm F3.5-6.3L:この実施例では更に400mmまで焦点距離を伸ばし、24-300mm F3.5-5.6よりも4mm小型化されている。
  • RF28-500mm F3.5-7.2L:このレンズはズーム域を考えると286.34mmと驚くほどコンパクトだ。最高レベルのシャープネスとはいかないだろうが、ユーザーはそこまでは必要としないだろう。

  • この種のレンズはRFマウントにはまだ存在しないため、遅かれ早かれ登場するはずだ。キヤノンはEFからRFへの移行をプロに強く推奨しているので、いずれはこのような高倍率ズームのLレンズが発売される可能性は高いだろう。

 

Lレンズの高倍率ズームは長らく登場していませんが、特許がいくつか出願されているので、すぐに登場するかどうかはともかくとして、検討はしている可能性が高そうですね。今製品化するとしたら、動画を強く意識したレンズになる可能性が高そうなので、Lレンズならパワーズーム対応のZシリーズでの製品化が考えられそうですね。