ライカがEVF搭載のMマウントカメラ「M EV1」を正式に発表しました。
・Leica M EV1 Gains an EVF and Loses the Rangefinder(PetaPixel)
- ライカは、同社初のEVF内蔵のM型カメラ「ライカM EV1」を発表した。ライカは、M11シリーズのレンジファインダーと同等の機能を多数搭載したM EV1を「ライカの歴史における重要なマイルストーン」と呼んでいる。
- M EV1はレンジファインダーの代わりに、0.5インチ、0.76倍、576万ドットのEVFを搭載している。これにより、ズームインしてピントを確認したり、露出設定を確認したりできる。
- EVFは、シャッタースピード、ISO感度、露出値などの露出データを画像の周囲に表示することもできる。EVFには視度補正機能が組み込まれており、設定ホイールを使って-4~+2ディオプターの範囲で調整できる。
- M EV1にはフロントレバーが搭載されており、フォーカスピーキングやフォーカス拡大などのフォーカスアシスト機能と、1.3倍または1.8倍のデジタルズームモードを切り替えることができる。これらのデジタルズームはJPEGファイルのみに適用され、元のRAWファイルはそのまま残る。
- センサーはトリプル・レゾリューション・テクノロジーを搭載した6000万画素フルサイズBSI-CMOSセンサーを搭載しており、ユーザーは6000、3600、1800万画素の画像を切り替えることができる。
- UHS-II SDカードスロットを1基、64GBの内蔵メモリを搭載。
- ライカ最新のMaestro III画像処理チップを搭載。
- 新型M EV1は、M11シリーズと同様にドイツでハンドメイドで製造されている。スタイル上の違いが1つあり、M EV1は、最近ライカQ3およびQ3 43に採用されたダイヤモンドパターンのレザーレットカバーが採用されている。ライカによると、これはM EV1を従来のレンジファインダーMカメラモデルと意図的に差別化するためだということだ。
- M EV1はライカM11-Pよりも約50グラム軽量だ。これは大したことではないように思えるかもしれないが、PetaPixelによるハンズオンテストでは、その違いはすぐに分かった。
- ライカM11-Pと同様に(ライカM11とは異なり)M EV1にはコンテンツ認証機能が搭載されている。
- ライカM EV1は現在、世界中で8,995ドルで販売されている。これは、ライカM11-Pの現在の価格より約850ドル安い価格だ。


長い間噂されていたEVF搭載のMマウントカメラがついに登場しました。数日前にリークした画像は本物だったようで、MV1はリーク画像通り、光学ファインダーとISOダイヤルの無い非常にシンプルで美しい外観になっていますね。背面は、以前に「モニタが大きくなってタッチ操作メインの操作系になる」という噂もありましたが、実際はM11と同じレイアウトのようです。ボディの質感は、Mシリーズらしく非常に高そうですね。
森人JAZZ
リーク画像が本物だったのですね。
マークの位置はM型なのであそこになったのでしょうね。
*ターゲット外のわたしは右上でもと・・・
それにしても100万円以上の機械を素で持ち歩くことは
私には出来ません(汗)
Fuk036
新しいライカツリーの枝が誕生したようですね。
太く逞しい枝に成長するのか、
ライカの哲学を楽しみに見守りたいと思います。
アチュピッド
従来のM型の撮影所作は失われますが、ビゾフレックスを使っている方、M型入門の方には刺さるかもしれませんね。視差がないので作品づくりには良いと思いました。動画が撮れないのは残念。
nob
いよいよ発表されましたね。いままでの窓がなくなって昔の窓のない目測タイプのDシリーズを彷彿とさせます。全面のフレームレバーがピント合わせを容易にさせるようでとても気になります。ウワサされている時はあまり興味なかったのですが動画やスペックなど見てると使ってみたくなります。もしかしたら購入するかも。。。と気持ちが動いてしまいます。やはりライカはいつもドキドキさせてくれすメーカーですね。
LOGAN
以前からの記事通りに発表されましたね。
リーク画像はフェイクかと思っていましたが、ライカストアにある画像そのものでした。距離計窓かと思われたところはセルフタイマーランプでした。
ファインダーのギミックはありませんでしたが、実用的な機能で、ホントにレンジファインダーをEVFに置き換えただけですが、私など視力に問題がある人間にはありがたい仕様ですね。75や90も問題なく使えますね。価格は思っていたほど安くはならなかったみたいですが、今日の予約開始が待ち遠しいです
シュワシュワ
レンジファインダーのパララックスを織り込んで撮らないといけないところなどに敷居の高さを感じていましたが、完全な構図を確認しながら撮れるライカは魅力的に思えます(価格は置いといて)
ブライトフレームの縛りからも解放されるので、Q3 43の43mmなど、これまでM型ライカになかった焦点距離のレンズも出てくるといいですね
ぽっぽ
老眼の私には待ちに待ったEVF
早速予約しました!
ハッシー
ライカ使いなら、レンジファインダーでは大変なところを手助けしてもらえそうですね。
ビゾフレックスを使うよりはスッキリしていますし、値段もお安いような…。
ただ、132万円だと、中古のM11とビゾフレックスを買うのと同じなんですよね。さらにα7CRなら100万円も安い…。値段的に折り合いが付けられるか、使い手のお財布次第。
わたしなら同じ予算があれば、色々と悩みます。M9PとQ2モノクロームとか。
ヤマ
ライカらしくカッコイイとは思うのですが、デザインでいうとやはりM型はM3ぐらいでデザインは完成されすぎていてファインダーひとつ変わるだけで凄まじいデザインの違いがでますね。実用性も大事ですし…M11もM EV1もライカファンは両方持ちするしかない!
9210
さすが、EVFまわりのデザインに違和感がなく、スタイリッシュですね。
以前、M10とビゾフレックスの組み合わせで使用していましたが、電池の消耗の速さにびっくり。その後、電池も変わりましたが、内蔵だし、改善されているのでしょうか。
今は、SL2SをMレンズの母艦にしています。
くりえくり
ノーマイラゼーション的には、正常な進化ですね。老眼の私は、大歓迎です。気を衒ったりせずに、使用者の立場になって考えてくれるLEICAが好きです。
f2er
基盤はM11ベースのようですが、M11基板のビデオ出力は、ハードウエア的にはビゾフレックス2とM EV1の量対応なのでしょうかね?
ビゾフレックス2を使っていますが、もう少し精細度が欲しかったので、M EV1同等(= Q3同等)の新型ビゾフレックス対応をしていただきたいところです。
QとM10を使う者
EVFになったことで電池持ちはM10よりも少なくなったようなので、M11と比べるとかなり少なく感じそう。
また、Qシリーズをマニュアルフォーカスにしてピーキング設定にした時、絞り開放ではピント位置が見やすいですが、絞り込むとピーキング範囲も広がるので、フォーカスの位置がわかりにくいです。絞り込んでの撮影でも一番ピントを合わせたい場所はあるわけで、その場合はやはりレンジファインダーの方が合わせやすいです。
K
デザインカッコいいと思いますが、M型と同じく左端にiso感度ダイヤルあった方が良かったと思います。せっかくのマニュアルレンズ専用のミラーレス機なんだからf値ss値iso値、それぞれ専用ボタンで変更出来た方が良い。フィルムはiso変えられないからという理由でisoダイヤルが無いカメラが多いですが、もうミラーレス機なんだからiso変更ダイヤルが当たり前にある方が自然だと思う。
ZAE
α7C2と比較してみました
Lieca M EV1 485g
W139mmx H80mm x D38.5mm
α7C2 514g
W124mm × H71mm × D63.4mm
M EV1はかなり薄い
だcc
M型ライカは、フィルムM7からデジタルM9, M10, M10pを使用してきましたが、
特にタンバール、ノクチルックスF1.2 の絞り開放でのレンジファインダーの
ピント合わせは宝くじ当選くらいの確率。ネット上で何人かのプロが、F0.95ノクチ
のピント合わせで挫折した記事も見ました。ビソフレックスもありますが、ほぼ同様で防湿庫で永眠中。現在はフジXT5、ニコンZ6ⅲのフォーカスピーキング頼りとレンズアダプター経由でピントの確率は飛躍的に上がっている。但し、二つの悩みがある。後家さんカメラとノクチ、タンバの組み合わせは、撮影の瞬間だけ表に出すが、恥ずかしくて首に掛けて歩けない。もう一つは、絞り等条件がレタッチ時にLRCに表示されない。予約はしたが、果たしてMEV1の実使用での実力は??です。
期待するとガッカリするから。それがM型ライカ。でも大好き。