リコーが「GR IV HDF」を正式発表

リコーが、ソフトな描写を実現するHDFと電子シャッターを搭載した「GR IV HDF」を正式に発表しました。

ハイエンドコンパクトデジタルカメラ「RICOH GR IV HDF」を新発売

  • リコーイメージング株式会社は、ハイエンドコンパクトデジタルカメラ「RICOH GR IV」をベースに、ワンタッチで柔らかな写真表現が楽しめるHDF(Highlight Diffusion Filter)を搭載した「RICOH GR IV HDF」を発売する。発売日は2026年1月16日。
  • 光を強調し、よりソフトな表現を可能にする「HDF(Highlight Diffusion Filter)」を搭載。リコーが長年培ってきたインクジェット技術を用いて印刷を施した独自の特殊効果フィルターで、ハイライト部を拡散し、周辺ににじみを発生させることでフィルム写真や映画のような情緒的な写真表現が可能になる。
  • 「HDF」のオンオフはワンタッチで素早く選択でき、通常の「RICOH GR IV」のシャープな表現と「HDF」オン時の柔らかな表現を被写体や撮影者の意図に応じて使い分けることで、スナップ写真の表現がさらに広がる。
  • 従来のメカニカルシャッターに加えて、より高速なシャッター速度での撮影が可能な電子シャッターを新たに搭載。最高1/16000秒までシャッター速度を上げることができ、非常に明るい場所でも絞りを開けて撮影したい場合に有効。

ricoh_GRIVHDF_of_001.jpgHDFシリーズはNDフィルター非搭載なのがウィークポイントでしたが、GR IV HDFでは新たに電子シャッターが採用され1/16000秒まで対応したので、明るい場所での撮影ではNDフィルター非搭載の弱点をかなり補ってくれそうですね。なお、リコーイメージングストアでの販売価格は18万7020円となっています。