PetaPixelのリコーの2025年の評価は「B+」

PetaPixelに、2025年のリコー / ペンタックスの新製品の総括と評価が掲載されています。

Ricoh Pentax in 2025: At Least the GR IV Is Incredible

  • ペンタックスは今年新製品を一切発表せず、日本国内ではK-3IIIの販売終了まで発表した。2025年はリコーと、待望のプレミアムコンパクトカメラ「GR IV」が主役だった。
  • リコー・ペンタックスの2025年唯一の製品はGR IVだ。同社はGR IVモノクロームとGR IV HDFも発表したが、どちらも今年中には発売されなかった。
  • 一見するとGR IIIによく似ているGR IVは、先代機の優れた点をそのまま引き継いだ非常に価値のある際立った後継機だ。GR IVのデザインは若干改良され、ボディ内手ブレ補正も強化され、起動時間も短縮された。さらに、新しいアプリとの連携により、撮影現場で撮った写真を簡単に共有できるようになった。これらの変更点の1つ1つは目を見張るほどのものではないが、これらが相まって、使うのが実に楽しい非常に優れたカメラへと進化している。

  • ペンタックスは一眼レフ製品で、ニッチではあるが健全な写真市場の一角を維持できると考えているが、もしペンタックスが2026年に何も発表しなければ、同社の一眼レフラインナップに対する私のわずかな信頼も失われるかもしれない。ペンタックスの最新のデジタル一眼レフは、2023年の「K-3 Mark III Monochrome」であり、フルサイズデジタル一眼レフでは、2018年2月の「K-1 Mark II」だ。そう、2018年だ。ペンタックスの完全な沈黙はさておき、リコーは2025年に完璧な成果を上げた。確かに発売したカメラはGR IV 1機種だけだが、それは人々が長年待ち望んでいた素晴らしいカメラだ。リコーペンタックスの効率性には拍手を送らざるを得ない。2025年のリコーの評価は「B+」だ。

 

リコーは主要な製品がGR IV 1機種だけにもかかわらず、「B+」というなかなかの高評価となっているのはすごいですね。GR IVは「非常に価値のあるカメラ」「使うのが実に楽しいカメラ」という極めて高い評価になっており、PetaPixelではベタ褒めと言っても過言ではなさそうです。一方で、ペンタックスは2025年は新製品がなく、確かにPetaPixelの言うように2026年も何もないと、今後の展開に疑問符が付くかもしれませんね。