ライカがMマウント用の大口径広角単焦点レンズ「Noctilux M 35mm F1.2 ASPH」を正式発表しました。DPReviewにレンズの紹介とサンプル画像が掲載されています。
・Leica's new, fast Noctilux goes a little wider
- ライカは、名高い大口径単焦点レンズシリーズの最新作であり、シリーズ初の広角焦点距離となる「Noctilux-M 35mm F1.2 ASPH.」を発表した。
- 本レンズは5群10枚の構成で、同社によれば、自社開発の最新の精密ガラスモールドによって実現したという。ライカは、このプロセスにより、3枚の非球面レンズを成形する際、直径1ミリメートルあたり3ナノメートルという極めて厳しい許容誤差で、「かつてないほどの幾何学的自由度と表面精度」を得ることができたと述べている。最短撮影距離は0.5mだ。
- 鏡筒には距離目盛が刻印され、絞りリングと、回転させて引き出したり収納したりできる組み込み式のレンズフードを備えている。49mm径のねじ込み式フィルターの装着も可能だ。総金属製で重さは416gだ。全長は50mmと非常にコンパクトにまとまっている。
- Noctilux M 35mm F1.2 ASPH.は小売価格は9,650ドルで本日より発売される。これはSummilux 35mm F1.4に対して5割増しの価格設定であり、1/3段の明るさの差に対するプレミアムとしては、これは実は控えめな部類に入る。
ライカ ノクティルックスM 35mm F1.2 ASPH. 主な仕様
フォーマットサイズ: 35mmフルサイズ
手ブレ補正: なし
レンズマウント: ライカM
最小絞り: F16
絞りリング: あり
絞り羽根枚数: 11枚
レンズ構成: 10枚5群
特殊レンズ: 非球面レンズ3枚
最短撮影距離: 0.50 m
フォーカス方式: インナーフォーカス
距離目盛: あり
被写界深度目盛: あり
重量: 416 g
直径: 65 mm
全長: 50 mm
材質: 金属
フィルター径: 49 mm
フード: 付属(組み込み式)

以前から噂が流れていたNoctilux M 35mm F1.2 ASPHが正式に発表されました。元記事にサンプル画像が何枚か掲載されていますが、猫のサンプルなど、広角としては後ボケが非常に綺麗でとても雰囲気のある描写という印象です。価格は非常に高いですが、それでも35mm F1.4と比較すれば値上がり幅はそれほど大きくはないようです。最近の大口径レンズは大きく重いレンズが多いので、35mm F1.2で全長50mm、416gは非常に軽量コンパクトに感じますね。
9210
ノクチも新世代は寄れるんですね。描写もアポズミより好みです。ズミルックスがあるので、買い足しはしませんが、夢がありますね。
まいあみまいす
なぜここまで小型軽量に出来るのでしょうか?教えてください > お詳しい方
HiT
>まいあみまいすさん
詳しくはないですが、一番大きいのはマニュアルフォーカス専用だからだと思います。
ほ゜ち
MFなので小さく動きやすいフォーカス群を持たなくてよい
価格が高いので高コストな硝材や加工方法が選択できる
残存する収差を味として受け入れさせるブランド力がある
これらの理由から少ない枚数で設計できるんじゃないかなと思います
轟天号
レンズ構成10枚、非球面レンズ3枚とはなんとも贅沢なレンズですね。
現行ズミルックス50mmを使っていますがこのレンズの377gでもちょい重なので416gは私にとっては重量級です笑
公式サイトでサンプルを見ましたが歪曲が気にならずよくこのサイズでこれ程の描写をするのかと感心しました。
やはりノクチは別格であり憧れですね。
まいあみまいす
ありがとうございます。
高速で正確無比なオートフォーカスを手に入れるために、私たちが支払っている代償の大きさを目の当たりにして、今さらながら驚いております。
ライカSL使い
Mマウントレンズはオートフォーカスではないので小さくしやすいですが、今回のノクチ35mmはノクチ50mmと比べても小さく軽量ですよね。
初の35mmでのノクチというのも興味がありますが、f値はズミルックスと比べて半段分なので、そのボケの差と、現行と前モデルのズミルックスは開放での解像性能も高いので、そうした開放描写での違いもレビューが上がってきたら見てみたいですね。
初の35mmノクチの登場はやっぱりM-EV1の登場が大きく関係している気がします。
今後はレンジファインダーでの撮影を前提としないスペックのレンズが増えていくかもしれませんね。
ライカvsコシナ
NOKTON 35mm F1.2 Aspherical IVとの描写の違いを早く知りたいです。
カタログスペックだけで言えば非球面や絞り羽根の枚数、重さによる機動性はNOKTONの方が上回っています。
ライカブランドに固執はしていないので、あとはレンズ設計思想による描写の違いにより購入する判断材料にしたいと思います。